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代替原料肉開発会社「WEMEET」、プレA資金調達...グローバル市場進出

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代替原料肉開発会社「WEMEET」、プレA資金調達...グローバル市場進出

菌類素材を活用した代替原料肉の開発会社WEMEET(ウィーミート)が、プレAラウンド資金を調達した。金額は非公開だ。

今回のラウンドには、Postech holdings(ポステックホールディングス)、IBKキャピタル、CNTTECH(シーエヌティーテック)、IPSベンチャー、銀行青年創業財団などが参加した。VCは既存の代替肉製品とは差別化されたWEMEET製品の独創性と競争力を高く評価し、投資に参加した。

WEMEETは、キノコなど菌類を素材とする伝統的な畜産方式を経なくても、精肉のように活用可能な原料肉を開発するフードテックスタートアップだ。2021年にリリースしたWEMEETフライド(キノコ肉で作られたチキン代替食品)を皮切りに、北京風酢豚(クォバロウ)、キノコ肉チキン丼などを発売し、キノコ肉という新しい肉ジャンルを作り、消費者に紹介している。また、昨年9月に開かれたグローバルコンペティション「Big Idea Food Competition」で、APAC 500社以上の代替食品メーカーの中で2位を獲得し、グローバル市場でも競争力を認められている。

今回の投資ラウンドに参加したIPSベンチャーのファン・ウソン常務は「韓国だけでなく、全世界で注目されている代替肉市場は、今後大きな成長が予想される」と述べた。続いて「WEMEETは、キノコを主材料として、おいしい植物性肉を作る韓国唯一の会社だ。投資の際、WEMEETのグローバル市場進出の可能性と研究開発能力に注目した」と述べた。

WEMEETアン・ヒョンソク代表は「牛で作った肉を牛肉、豚で作った肉を豚肉と呼ぶように、キノコで作った肉であるキノコ肉WEMEETを、われわれの日常生活で自然に接することができるように、将来に向けた肉の新しい基準を作っていきたい」と抱負を語った。

WEMEETは、今回の投資を機に、製品競争力強化、大量生産体制の高度化、グローバル市場進出および、それに向けた優秀人材採用などに活用する計画だ。

一方WEMEETは、今年2月のオーストラリア輸出を皮切りに、香港とシンガポールに事業範囲を拡大し、2021年に設立された初期スタートアップにもかかわらず、早期にグローバル市場に進出し、本格的な成長を準備している。



原文:https://platum.kr/archives/215093


/media/Platum
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Platum

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