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安全強化、環境保護など、公益実現を先導するスタートアップ企業

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安全強化、環境保護など、公益実現を先導するスタートアップ企業

安全事故防止、持続可能な成長のための環境保護など、社会的課題を解決するため、政府機関、自治体などと積極的に協力する企業があり、注目されている。これらの企業は、利益だけを追求するのではなく、より健全な社会を作るために、諮問団発足、キャンペーン実施、関連事業推進のための業務協約締結など、多彩な活動を展開し、公益実現に力を注いでいる。

Woowahan Youths、関係機関および自治体と協力推進し、配達員の安全教育およびキャンペーンを継続的に展開

Baemin(ベミン)Bマート、Baeminコネクトなど、Woowa Brothers(配達の民族)の物流サービスを担当する「Woowahan Youths(優雅な青年たち)」は、様々な公共機関や自治体と協力し、Woowa Brothersライダーの安全意識の養成と向上のための教育、キャンペーンなどを持続的に推進してきた。

Woowahan Youthsは、独自に開設・運営中の二輪車安全教育施設「Baeminライダー・スクール」で実施する安全教育の専門性強化を目的に、昨年9月から諮問団を発足・運営している。△警察庁△国土交通部△道路交通公団△韓国交通安全公団△韓国交通研究院△韓国産業安全保健公団など、交通および産業安全分野の機関所属の専門家と共に、定期的に教育諮問団会議を開き、諮問団の意見を収集・反映して教育の専門性を持続的に向上させている。

今年も行われたBaeminライダースクール教育諮問団会議では、教育の専門性をさらに高めるための議論だけでなく、Woowa Brothersライダーの安全キャンペーン活動についての協議まで行われ、諮問団の機能がさらに強化された。Woowahan Youthsは、諮問委員の意見が積極的に反映された「Baeminライダースクールオートバイ安全教育指針書」を独自に制作し、Baeminコネクトライダーに公開し、全二輪車配達従事者が見られるようBaeminコネクト公式ブログにも公開した。

8月には道路交通公団と「配達用二輪車コンプライアンスライダーキャンペーン」を実施した。Baeminライダースクールで行われたキャンペーンは、配達用二輪車のドライバーの交通法規遵守意識を高めるために企画された。危険運転行動の中でも頻度の高い「停止線違反」、「交差点での先行車追い越し」、「歩道通行」などの交通安全メッセージを伝える教育が行われた。

Woowa Brothersライダーの安全を最優先に考えるWoowahan Youthsは、配達従事者の安全運行と健全な配達文化の普及のため、毎月15日を「Baeminコネクト安全の日」と定め、季節別の運行ガイドと安全守則を伝えている。今年8月に行われた「猛暑と衛生」キャンペーンでは、行政安全部の「温熱疾患自覚症状チェック表」に基づいたテストを提供し、屋外で多くの時間を過ごす配達員が、温熱疾患症状の程度を、自ら確認できるようにした。他にも、猛暑、大雨、強風などの気象状況の中で実質的に役立つ情報を提供し、Woowa Brothersの配達員から高評価を得たりもした。

また、警察庁、ソウル市、道路交通公団と協力し、ソウル市内の二輪車事故多発地点3カ所に、10月までに順次、安全配達を促す横断幕を掲げることにした。車線が交差したり、交通が混雑して事故の危険性が高い当該地域に、配達員の警戒心を喚起するフレーズが書かれた横断幕を掲げ、交通事故のリスクを減らし、安全な配達文化を造成していく計画だ。

Beam Mobility、パーソナルモビリティの安全利用文化造成とシニア雇用創出貢献のための協力

パーソナルモビリティ(PM)共有サービス企業「Beam Mobility(ビームモビリティ)」は、利用者の駐車文化改善のための様々な活動を展開している。

昨年3月、ソウル市は企業と利用者の自主的な共有電動キックボードの駐車秩序改善を誘導するため、駐車秩序改善に参加する企業の駐車違反車の牽引を60分猶予する、即時牽引猶予政策を実施した。Beam Mobilityは、返却禁止区域の拡大のほか、電動キックボードの返却時に駐車写真登録や指定駐車区域内に返却した利用者にインセンティブを提供するなど、独自の駐車文化改善活動を展開してきた。

今年4月には、ソウル市と共に「点字ブロック駐車防止キャンペーン」も行った。視覚障害者の安全な歩行環境を造成する一方、電動キックボードの駐車文化を作るために企画されたこのキャンペーンでは、電動キックボードに点字ブロック上の駐車禁止ステッカーを貼った。また、キャンペーン実施場所一帯に違法駐車された移動装置を駐車推奨区域に移動させ、視覚障害者だけでなく一般歩行者の安全な歩行を促した。

それだけではない。Beam Mobilityは、韓国老人人材開発院、クァンジュ(光州)広域市と連携し、シニア雇用創出と安全管理能力向上のため「シニアPM安全管理」試験事業も運営している。シニア参加者らは、共有PMの安全使用に関する広報や啓蒙活動を行い、市民の歩行に不便な位置に置かれたPMを移動・再配置する業務も担当する。これにより、これまで自治体や共有キックボード業界の悩みであった電動キックボード関連のクレームを解消し、安全な走行環境を作る計画だ。

SuperBin、先端技術を活用して廃棄物を循環資源に再創造し、環境にやさしい実践および付加価値創出

エコテックスタートアップ「SuperBin(スーパービン)」は、第4次産業革命技術を活用し、廃棄物リサイクルエコシステムを構築するエコ事業に力を入れている。

昨年SuperBinは、華城(ファソン)市、SK geocentric(エスケージオセントリック)と、サーキュラーエコノミーインフラ構築事業業務協約式を締結した。これは華城(ファソン)市が推進する「気候危機の効果的な対応のための公正な経済大転換」を完成させる事業の一環として、廃棄物に対する人工知能ベースのロボット技術を保有するSuperBinと、石油化学基盤のリサイクル技術を保有するSK geocentric(エスケージオセントリック)が、共にインフラ構築に参加した。

今年4月には、華城市ウジョンウプ(雨汀邑)でim_factory(アイエムファクトリー)竣工式を開催した。im_factoryは、SuperBinの循環資源回収ロボット「Nephron(ネプロン)」により、全国から収集・選別した廃プラスチックをプラスチック再生原料であるリサイクルフレーク(r-Flake)に最終素材化する工場で、人工知能とロボット技術が融合したスマート工場である。

リサイクルフレークは、分離排出されたペットボトルを細かく粉砕した形で、破砕後、洗浄や加工などの過程を経て作られる。この素材は、ペットボトルや服などを作るのに活用できる。im_factoryで生産されるリサイクルフレークは、米国食品医薬品局(FDA)の要件を満たす高純度の素材を大量生産でき、安定的な供給能力を備えている。

SuperBinは昨年6月、九老(クロ)区施設管理公団と持続可能な環境と公団のESG経営のため、透明ペットボトルの回収および取引、収益金の寄付などの内容を盛り込んだ業務協約も締結した。協約には、九老区施設管理公団および九老区管内のウリドンネキウムセンター3圏域8ヵ所が参加し、公団職員およびキウムセンター従事者、利用児童が透明ペットボトルを集めてSuperBinに伝達し、換金された収益金は地域社会に寄付する方針だ。



原文:https://platum.kr/archives/214757


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