opensurvey、「dataspace」リリース...グローバルSaaS市場への進出を本格化
opensurvey、「dataspace」リリース...グローバルSaaS市場への進出を本格化
opensurvey(オープンサーベイ)がリサーチ&経験管理プラットフォーム「dataspace(データスペース)」リリースした。
opensurveyは、B2B SaaS(企業向けサービス型ソフトウェア)であるdataspaceをベースに、海外事業戦略をさらに具体化する。海外進出が比較的柔軟なSaaSの特徴を活かし、来年から米国、日本市場を優先して顧客確保に積極的に取り組む計画だ。
新製品のdataspaceは、世界の経験管理の先導企業の製品と比較し、強みが明確だ。リサーチ業界のモバイル転換を主導したopensurveyのノウハウで、モバイル環境で良質のデータを収集するよう最適化した。データ活用の最大のハードルである分析も、誰でも簡単にできるように、専門家のデータ分析方法論とAI技術を製品に反映した。dataspaceは、クローズドベータ版から韓国で有料顧客を確保し、その可能性を検証し、海外でもデータベースの意思決定に必要な企業データインフラとしての成長を目指している。
opensurveyは昨年、Google出身のイ・ヘミンCPOを採用し、dataspace開発に集中、海外進出のための礎を築いた。来年には、英語、日本語など、多言語で全機能を提供し、様々な国で信頼性の高いデータを安定的に収集できるよう、海外パネルも連動させる予定だ。また、グローバルアイデンティティセキュリティ企業Okta(オクタ)からアプリ認証を受け、グローバル企業とのパートナーシップに必須のセキュリティ基準を備えている。
事業面での進出基盤も固めた。P&G、SK telecom(SKテレコム)、AMOREPACIFIC(アモーレパシフィック)など、国内外の企業と海外プロジェクトを進め、グローバル経験と顧客を着実に確保しており、今年12月基準、海外売上も前年比50%の成長を達成し、リサーチおよび経験管理市場での可能性を確認した。また、科学技術情報通信部傘下の非営利財団法人であるグローバルデジタル革新ネットワーク(GDIN、旧Born2Global<ボーントゥグローバル>)事業のメンバー企業に選定され、海外進出コンサルティングなどの支援機会も確保した。
opensurveyのソン・ギョンリムCOOは、「dataspaceは、営業のSalesforce(セールスフォース)、開発のConfluence(コンフルエンス)、デザインのFigma(フィグマ)のように企業のデータインフラになることが目標」とし、「すでに主要グローバル企業を顧客として確保した状態で、2024年には本格的に海外市場に進出し、有意義な成果を作る予定」と付け加えた。
原文:https://platum.kr/archives/219437
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