スタートアップ関係者100人あまりが済州に集結、Korea Startup Forumワークショップ「スタートアップサム(∑)」開催
スタートアップ関係者100人あまりが済州に集結、Korea Startup Forumワークショップ「スタートアップサム(∑)」開催
Korea Startup Forum(コリアスタートアップフォーラム、以下コスポ)が今月14~16日の3日間、韓国南部の済州(チェジュ)島でワークショップ「スタートアップサム(∑)」を開催した。
コスポワークショップは毎年開催するメンバーシップ代表プログラムで、8回目の今年は「N%の可能性」をテーマに会員間の連結と先輩・後輩の起業者の成長経験の共有、ビジネス協業などの機会を発見する場として設けられた。議長社であるSOCAR(ソカー)をはじめ、Law&Company(ローアンドカンパニー)、Bespin Global(ベスピングローバル)、vdream(ブイドリーム)、CIZIOM(シージーオン)、Woowa Brothers(ウーアブラザーズ)、Kurly(カリー)、KAFLIX(カフリックス)などのスタートアップ、銀行青年創業財団(D.CAMP)、Deel(ディール)、LOTTE VENTURES(ロッテベンチャーズ)、アマゾンウェブサービス(AWS)、有進投資証券、ハンファ生命ドリームプラスなど韓国内外のエコシステムパートナーまで、計100人あまりの関係者が参加し、相互交流して協力を図った。
今回のワークショップでは、コアプログラムである「コスポファミリーラウンジ」をはじめ、「ファウンダーズフォーラム」、「起業家トークルーム」、「インサイトトリップ」、「ランニングクラブ」などのコーナーが設けられた。特に「ファミリーラウンジ」の中で「企業家のオフダーレコード」はパク・ジェウク議長(SOCAR代表)とD.CAMPのキム・ヨンドク代表が会員社と熱い質疑応答を繰り広げ、好評を博した。彼らは起業家が連帯を感じることができるコミュニティの力、ビジネスの成長に必要な心構え、周辺のメンターたちが受ける定的な影響など、さまざまな質問に自身の経験を共有し、互いにコミュニケーションを取った。また、Bespin Globalのチョ・ミンシク副会長も後輩起業家たちに未来が不確実に見えても確信を持って精進することを求め、激励のメッセージを送った。
続いて起業家間の連帯を強化するために新たに整備したコミュニティの紹介が行われ、KDB産業銀行のイ・ジュンソン副頭取が現場を探しスタートアップの支援軍として投資を強化する考えを明らかにした。最後に、IT&BASIC(アイティーアンドベーシック)のHRソリューション「SYMOFFICE(シムオフィス)」を通じて起業家のタイプを調べて、各自の業務方式を把握し、組織運営に役立たせるインサイトも提供した。
また、済州型起業家カンファレンス「スイムアイランド」と連携運営されたコスポの代表コミュニティプログラムである「ファウンダーズフォーラム」と「起業家トークルーム」は、全国のスタートアップの起業家と済州地域のエコシステムの出会う契機となった。
ファウンダーズフォーラムには両プログラムのコラボレーションを記念して、済州特別自治道のキム・ソンジュン行政部知事、済州創造経済革新センターのイ・ビョンソン・センター長、済州観光公社のコ・ウンスク社長、済州スタートアップ協会のナム・ソンジュン会長(コスポ運営委員、Dazayo代表)ら地域関係者が参加し、それぞれ60秒間、済州が誇るスタートアップ政策と環境について、スピードトークを行い、起業家たちの関心を集めた。
フォーラムの一環として行われたオープントークのシーケンスでは、モデレーターを務めたCIZIOMのキム・ミギュン代表の進行の下、パク・ジェウク議長とDazayoのナム・ソンジュン代表、Law&Companyのチョン・ジェソン副代表がパネラーとして参加して近況を問い、未来を模索する時間を設けた。また、上場後の所懐、職域における葛藤状況、規制の中の危機克服案とメンタル管理などについて深い議論を交わし、持続可能な成長と生存のためにエコシステム全体が気持ちを一つにしなければならないと強調した。
起業家トークルームでは起業家全員が11の組を構成し、資金調達、組織文化、メンタルヘルス、規制、起業家の生活など、最近のスタートアップ業界のキーワードを中心に集中討論を行った。様々な地域と分野の先輩・後輩の起業家、投資家、エコシステム関係者が集まっただけに、互いの経験と意見を共有して意気投合した。
パク・ジェウク議長は「難しい市場環境がしばらく続くが、どんな状況でも問題を解決して克服していくことが起業家の重要な資質」とし「冷静な現実直視の中で必ず危機を乗り越えられると信じることが重要であり、周辺の起業家たちが意志を持って進むことができるよう、今後も様々な機会を設けていく」と話した。
原文:https://platum.kr/archives/213856
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