creatzが「ゴルフ人口9,000万人」の日本に進出…ゴルフ練習場を攻略
creatzが「ゴルフ人口9,000万人」の日本に進出…ゴルフ練習場を攻略
スポーツテック企業のcreatz(クリエイツ)が、日本のゴルフローンチモニター市場に進出するため、現地法人の設立を進めると31日明らかにした。世界のゴルフ市場で、日本は市場規模が米国の次に大きいだけでなく、成長の可能性も高い。creatzは今回の日本進出で、北米に続きアジア市場進出を本格化させる計画だ。
日本は、アジアのゴルフ市場の60%以上を占めるほど規模が大きいが、ローンチモニター・ゴルフシミュレーター製品においては、まだ市場をリードする企業は現れていない。また、ゴルフレッスンに対する需要は多い反面、適切な室内外の練習空間が不足している。
今後、室内外のゴルフ練習場を中心に、日本のローンチモニター市場は大きく成長する可能性が高い。creatzは超精密センサーがベースの自社製品と、カスタマイズされた分析データやエンターテイメント的要素を組み合わせたコンテンツで、日本市場の攻略に乗り出す予定だ。
日本法人は、現地の専門家を中心に構成され、製品販売、ブランドビルディング、ネットワーク構築などの業務を担当する。creatzは北米の3大ブランド「Unico(ユニコ)」を前面に押し出し、日本でもプレミアムブランドとして市場ポジションを確立する方針だ。
また、関連会社であるQED(キューイーディ)が韓国で室内練習場を運営しながら蓄積したさまざまなノウハウも、日本市場攻略に積極的に活用する計画だ。Unicoブランドなどの差別化された製品競争力と、室内練習場の運営ノウハウを組み合わせることで、シナジー効果を最大限に引き出すことができるというのが会社側の説明だ。
creatzの関係者は、「保守的な日本の消費者の傾向を考慮し、『楽しさ』中心のスクリーンゴルフ市場より、レッスン中心のゴルフ練習場をターゲットにした。そのため、ローンチモニターやゴルフシミュレーター市場を先に攻略する計画だ」とし「Unicoと共に、パターで有名な『イーブンロール』など、北米市場で成功したブランドを積極的にアピールしていく」と話した。
さらに、「日本進出を皮切りに中国、東南アジアなどアジア市場への拡大にも注力する。また、新製品ラインナップを強化し、B2B(企業間取引)とB2C(企業と消費者間取引)市場の両方で売上拡大を図る」とし「人工知能(AI)技術の導入とソフトウェア開発投資で、グローバルなスポーツテック企業に飛躍させたい」と強調した。
一方、日本ゴルフ場経営者協会によると、2021年度の日本のゴルフ場総利用者数は8,969万人と集計された。これは、前年同月比10.3%増加した数値だ。最近発表された資料によると、2022年度のゴルフ場総利用者数は9,151万人と集計され、増加傾向が続いている。特に、若い世代と女性たちのゴルフ市場流入が増えている。
原文:https://www.unicornfactory.co.kr/article/2023103114245181155
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