【5月資金調達現況】韓国スタートアップ:バイオ・ヘルスケア分野|月間スタートアップレシピ
この記事は、韓国のスタートアップメディア「startuprecipe(스타트업 레시피)」が発行する「月間スタートアップレシピ(월간 스타트업 레시피)」の情報をもとに、資金調達状況や動向を掲載し、企業情報を紹介しています。
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バイオ・ヘルスケア分野:2023年5月資金調達現況
ヘルスケア市場のデジタル化推進企業に資金集まる
グローバル市場を狙うヘルスケア企業とデジタル医療機器、デジタル治療剤など、技術を活用してヘルスケア市場のデジタル化を進めているところに資金が集まった。
Humanscape(ヒューマンスケープ)
200億ウォンの資金調達、グローバル事業を加速化へ
ヘルスケアスタートアップHumanscape(ヒューマンスケープ)が200億ウォン(約21億5,600万円)の資金調達を完了し、累積調達金550億ウォン(約59億3,100万円)を確保した。設立初期、中・小病院を対象にモバイル顧客管理ソリューション「Helen(ヘレン)」のサービスを開始したHumanscapeは現在、まれな難治性疾患治療の機会の拡大を助ける「Rarenote(レアノート)」、妊娠、子育て関連情報を提供するプラットフォーム「MMTALK(マミトーク)」などを運営している。最近、インドネシアでMMTALKを有料化したほか、ベトナムではパートナー病院を確保した。今回の投資を通じてグローバル市場攻略を加速化させる計画だ。
EverEx(エバーエックス)
80億ウォンの資金調達、自社開発の「MORA」を国内外の医療機関に積極供給
EverEx(エバーエックス)が80億ウォン(約8億6,300万円)の資金を調達した。2019年に整形外科専門医が起業したEverExは、筋骨格系デジタル治療企業として筋骨格系リハビリ・運動治療ソリューションMORA(モラ)を開発した。MORAはカメラ付き携帯端末を基盤に、医療スタッフが遠隔処方できる。今回の調達金は、韓国内外の医療機関へのMORA供給に活用するほか、現在進行中のデジタル治療機器2種の臨床試験に使用する予定だ。
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