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キム・ジュヒョン金融委員長「責任者指定制でフィンテックスタートアップを最後までサポートする」

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キム・ジュヒョン金融委員長「責任者指定制でフィンテックスタートアップを最後までサポートする」

 

韓国経済新聞のスタートアップに関するプレミアムメディアプラットフォーム、韓経Geeksが28日のスタートアップニュースをお伝えします。

 

キム・ジュヒョン金融委員長「サンドボックス活性化させる」 

キム・ジュヒョン金融委員長は「中小フィンテックスタートアップが金融規制サンドボックスを容易に活用できるように支援を強化する。」とソウル小公洞のロッテホテルで開幕した「コリアフィンテックウィーク2022」での歓迎の辞を通じて明らかにした。また、経営諮問を提供する法律・会計などの専門家をフィンテック支援センターがマッチングし、責任者指定制を通じて最後まで事業化をサポートする計画だという。K-Growth(韓国成長金融)のフィンテック革新ファンドで、フィンテック企業を初期に発掘できるように投資と育成機能を発展させると述べた。

 

韓・中南米スタートアップが連合 

韓国と中南米の高位関係者がスタートアップ交流のために集まる。企画財政部は、9月29日から30日までソウルグランドハイアットホテルで米州開発銀行(IDB)と共同で「第6次韓中米ビジネスサミット」を開催すると明らかにした。サミットには政策担当者と外交使節、企業人など400人余りが参加する。160社に1対1ビジネス相談を手配し、相互の交流を促進する協力強化案などを議論する予定だ。韓国と中南米で活動中の16社のスタートアップによる資金調達のためのコンテストも繰り広げられる。

 

全省庁合同の起業コンテスト開始 

韓国最大の起業コンテストとして挙げられる「チャレンジ!K-スタートアップ2022」の統合本選がソウル東大門デザインプラザで開かれた。中小ベンチャー企業部と教育部、科学技術情報通信部など11の省庁が合同で開く、総賞金15億ウォン(約15億円)規模の起業コンテストだ。本選には5,420の参加チームのうち、今月初めまでに行われた省庁別予選リーグを通過した210のチームが進出した。




LGも投資したVRスタートアップ 

米国仮想現実(VR)コンテンツ制作のスタートアップ、Amaze VR(アメイズVR)に対するシリーズBラウンドの主要投資家としてLG Technology Ventures (LGテクノロジーベンチャーズ)が乗り出したと「アイニュース24」が報道した。Amaze VRは実写ベースのVR技術をもとにVRコンサートなどを製作する企業だ。Kakao(カカオ)の初期メンバーであるAmaze VR共同代表のイ・スンジュン氏と、Kakaoの共同創業者である最高製品責任者(CPO)のイ・ジェボム氏などが2015年に創業した。本社は現在米国ハリウッドに位置している。

 

Wonderweeks CompanyがTIPSに選定 

GS retail(GSリテール)は、自社のポートフォリオスタートアップであるWonderweeks Company(ワンダーウィークスカンパニー)が中小ベンチャー企業部TIPS(ティップス)事業に最終選定されたと明らかにした。TIPSは、中企部がテックスタートアップを支援し集中的に育成する、民間投資主導型のテック起業支援プログラムだ。Wonderweeks Companyは、育児用品とキッズファッション情報を提供する「Mommom(マムマム)」と「Lookidz(ルッキッズ)」などのプラットフォームを運営している。GS retailは今年、大企業としては初のTIPS運営会社に選ばれた。

 

ブロックチェーンのスタートアップに129億ウォン 

ブロックチェーンインフラのスタートアップであるa41(エーフォーエックス)が、129億ウォン(約13億円)規模のシード投資を受けた。今回の投資にはSK株式会社、DSC Investment(DSCインベストメント)、Schmidt(シュミット)、KB Investment(KBインベストメント)、SpringCamp(スプリングキャンプ)などが参加した。 a41はブロックチェーンインフラのスタートアップで、ブロックチェーンアクセラレータであるa41ventures(a41ベンチャーズ)がその前身だ。バリデータ(検証人)事業を中心に、サービス型ガバナンス、プロダクト開発、リサーチベースのコンテンツを提供する。

 

「昌原(チャンウォン)で起業しよう」 

慶尚南道昌原特例市は10月5日、昌原コンベンションセンター第3展示場で「2022スタートアップテックショー」を開催すると明らかにした。2022年スタートアップテックショーは昌原地域の有望な創業企業を発掘し、投資を支援するために企画された。今回のスローガンは「昌原で起業しよう」だ。昌原産業振興院、昌原市創業ビジネスインキュベーター協議会、韓国電気研究院、慶南大学が共同主管する。


NEARTHLAB(ニアースラボ)による風力発電機の欠陥検出ソリューションの一部 /NEARTHLAB提供


 

NEARTHLAB 風力発電展に参加 

自律飛行ドローンソリューションのスタートアップであるNEARTHLAB(ニアースラボ)が、ヨーロッパ最大の風力発電博覧会である「ハンブルク風力エネルギー博覧会2022」に参加すると明らかにした。NEARTHLABは今回の博覧会で、自律飛行ドローンとデジタルツインソリューションZoomable(ズーマブル)を披露する計画だ。今年初めに「CES 2022」で、革新賞を受賞した「Nearthwind Mobile(ニアースウィンドモバイル」が体験できるデモイベントも進行する。NEARTHLABは2015年に設立された、ドローンの管制ソリューションなどを作る企業だ。

 

創業振興院、再起業を支援

 創業振興院は「再起業解決プラットフォーム第2弾」を進行すると明らかにした。再起業をする会社が大企業の課題を解決することで、協業のチャンスが提供されるプログラムだ。公募申請は「K-startup ホームページ」で受け付けられており、課題の詳細は創業振興院YouTubeを通じて公開される。DAEKYO、DAESANG、HITEJINROなどの企業が参加する予定だ。

 

天安(チョナン)大学、スタートアップを支援 

祥明(サンミョン)大学天安キャンパスは、公州(コンジュ)大学、檀国(タングク)大学、白石(ペクソク)文化大学、鮮文(ソンムン)大学、湖西(ホソ)大学など5つの大学と創業ビジネスインキュベーターと共に、起業のための販路開拓相談会を行ったと明らかにした。天安に位置する16社のスタートアップを対象に、大型スーパーマーケット、ショッピングモール、デパートなど7つの流通チャンネルの専門MDが入店方式、製品紹介に対するコンサルティングを行った。

 

TIPAデモデー開催 

中小企業技術情報振興院(TIPA)は、「TIPAバリューアップデモデー」を29日、TIPS TOWNで開催する。研究開発(R&D)を行っている中小企業への投資活性化のためだ。TIPAバリューアップデモデーでは、毎年約100社の投資有望企業を選定し、IR教育とともに国内・外のベンチャーキャピタル(VC)を対象にした投資説明会を開くなど支援を行っている。


 トップ画像:キム・ジュヒョン金融委員長が28日午前、ソウル中区のロッテホテルで開かれた「第4回コリアフィンテックウィーク2022開幕式」に参加し、手のひら静脈認証を体験をしている。 /金融委員会提供

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/media/韓国経済新聞
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