LUNASOFT、日本のK-ファッションプラットフォーム1位の「DHOLIC」と提携し、グローバル競争力強化へ

SNS基盤のAIチャットボット、CS CRMサービス協力で日本の顧客のショッピング体験向上へ
グローバルEコマースプラットフォームとパートナーシップ構築、日本のEコマース市場での影響力に期待

Eコマース専門ITソリューション企業であるLUNASOFT（ルナソフト、パク・ジニョン代表）が、日本のK-ファッションプラットフォーム「DHOLIC」（ディーホリック）の運営会社DHOLIC COMMERCE（ディーホリックコマース、クォン・ソンフン代表）と日本のEコマース市場における競争力強化のためのサービス協力の基本合意書(MOU)を締結したと14日、明らかにした。

LUNASOFTとDHOLIC COMMERCEは今回の業務協力を基に、AIチャットボットとCS、CRM（顧客関係管理）サービスなど、顧客の利便性向上のための技術と経験を共有し、両社のそれぞれの顧客の利便性UPに関する業務全般で相互協力する。SNSを基盤に注文・配送照会、リアルタイム相談、ターゲットマーケティングなどのサービスを構築し、顧客中心の利便性が高いデジタルコミュニケーション環境を構築する計画だ。

LUNASOFTはKakao（カカオ）、NAVER（ネイバー）、Meta（メタ）などのグローバルコミュニケーションプラットフォームとパートナーシップを結び、AIチャットボットと通知トーク、ビジネスメッセージ、オンラインショップの顧客関係管理(CRM)など、Eコマースソリューションを提供している。グローバルメッセンジャーと連動したLUNASOFTのサービスは、LINE、Instagramのダイレクトメッセージ(DM)シェアが高い日本のEコマース市場において、DHOLICがCS競争力を強化する上で大きな強みになるとみられる。また、韓国の有料顧客社3万8000社の膨大なデータを処理するLUNASOFTだけの技術的ノウハウも、会員数240万人、月平均訪問者(MAU)だけで480万人に達するDHOLICの顧客コミュニケーションを改善できると期待される。

LUNASOFTのパク・ジニョン代表は、「LUNASOFTの高度化したEコマースソリューションは、国内トップ100のファッションオンラインショップのうち80%以上が使用するほど、オンラインショップの運営と顧客管理に必須のソリューションとして評価されている。デジタルコミュニケーションのインフラの革新が必要な日本のEコマース市場でも競争力あるソリューションになれるだろう」とし、「DHOLICとのパートナーシップを基に、日本の消費者がオンラインショッピング体験で重要視する要素を研究、改善し、顧客満足度UPはもちろん、ブランド成長にも役立つよう努力していきたい」と話した。

グローバルEコマース市場への進出を目指すLUNASOFTは、世界第4位の規模を誇る日本のEコマース市場を優先して攻略する。「新韓流」が広がる中、日本のMZ世代が好むブランドが中心のEコマースプラットフォームとのパートナーシップを構築し、CS領域でLUNASOFTの影響力を確保する計画だ。DHOLICをはじめ、サービス全般でパートナーシップを構築してきたグローバル電子商取引プラットフォームCafe24（カフェ24）ともプロジェクト協力を続けている。

特に、今年からはKOTRA（コトラ、大韓貿易投資振興公社）の「サービスBM海外進出支援事業」を通じて、サービスの現地化に拍車をかける計画だ。なお、DHOLICは2008年に日本市場に進出した「ファッションプラットフォーム1世代」だ。韓国を代表するファッションショッピングモールが入っており、東京をはじめとする日本の主要都市で韓国のブランドを中心としたファッションや美容のセレクトショップを運営している。売り上げは年間1,500億ウォン（約152億8,300万円）規模で、日本に進出した韓国ファッションプラットフォームの中では最大のシェアを誇る。

トップキャプチャー：DHOLIC COMMERCEのクォン・ソンフン代表（左）とLUNASOFTのパク・ジニョン代表

原文：https://mirakle.mk.co.kr/view.php?sc=51800015&year=2023&no=288906

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