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「韓国人が最も好きなアプリ」にライジングスタートアップが多数選定

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「韓国人が最も好きなアプリ」にライジングスタートアップが多数選定

今年1月から10月まで、韓国ユーザーが最も好んで利用するモバイルアプリを評価した際、新たに名を上げる急成長スタートアップのサービスが相次いで注目すべき順位を記録したことが分かった。

これに先立ってForbesKoreaとデータ分析企業TDIは、Google Playストアなどをもとに機器設置数、新規インストール数、削除数、アクティブユーザー数、平均実行回数、平均実行時間、平均総実行時間、評点など8項目のデータを抽出した。これにより、計10部門の各上位150個ずつ、計1500個のアプリを候補に選び、最終的に部門別TOP1位から10位までを選定した。

今年の評価で韓国人が最も多く使うアプリの1位には昨年に続きYouTubeが上がり、2位はカカオトーク、3位Instagram、4位Coupang、5位Karrot、6位SnoreLab、7位NAVER地図ナビゲーション、8位NETFLIX、9位TMAP、10位coupang playなどが続いた。部門別ランキングでも、Toss、o!House 、Woowa BrothersとMUSINSAなどの有名なアプリが先導すると同時に「ライジングスター」スタートアップのサービスも多数含まれた。

健康運動部門ではNRISEの「QUAT」サービスが4位を記録した。QUATは5日、運動習慣作りを重点として自分に合った運動と軽いストレッチ、筋力、ピラティスなどを簡単に始めることができるようにしてくれる。最近125億ウォン(約129億円)規模のシリーズB投資を誘致したITスタートアップNRISEは2011年の創業以来、つながりをもとに健康で多様なライフスタイルを提供している。代表的なサービスとしては、運動初心者向けの運動アプリ「QUAT」と、近所の友人を探してくれるソーシャルアプリ「WIPPY」がある。

飲食(F&B)部門ではフードバーティカルコマース「Wing Eat」が10位を達成した。Wing Eatはデータ分析とPB(自社)ブランドを前面に押し出して約2,500種の高品質簡便食を販売するプラットフォームだ。2015年創業後7年で累積取引額800億ウォン(約82億円)を記録した。最近はB2B事業に進出して主要食堂とミールキット専門店に納品し、SMB(小規模事業主)事業者モールの顧客会社が300か所を突破した。今後年間126兆ウォン(約13兆円)に達する食品製造と卸売市場に進出して食品ビジネス全域を包括するという抱負だ。

不動産部門では10位を記録した「Peterpanz」が目立つ。国内最大の不動産直取引コミュニティーとして始まり、アプリバージョンをリリースした。仲介取引物件だけでなく、直取引物件の検索や問い合わせもアンタクトで進めながら便利な直取引、非対面取引を支援する。

 Peterpanzをサービスする「Dukkubi Sesang」は2013年に設立され、最近はAptner、Asilなどの子会社を備え、プロプテック部門の強者として挙げられている。他にも教育部門ではRiiidの人工知能TOEIC教育アプリ「Santa」が、ソーシャル部門ではオーディオライブ放送プラットフォーム「Spoon Radio」がそれぞれ18位を占め、ショッピング部門でも400万人が選んだ40代ファッションアプリ「Queenit」が19位に選ばれた。特にトレンドの変化と競争構図の中でも、日常生活に密接していて活用できるスタートアップアプリが名を連ねた。

スタートアップ業界関係者は「長期間占有してきた大型プラットフォームの他にも、細分化された領域を『バーティカル』にターゲットして、実用性の面で脚光を浴びたアプリが布陣したことが目立つ」とし、「来年も実際の消費者にどれだけ具体的な情報を提供し利便性を高めることができるか、『高度化』の可否によって順位が大幅に変わってくるだろう」と見通した。

原文:‘한국인이 가장 좋아하는 앱’에 라이징 스타트업 다수 선정 (mk.co.kr) 


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