RIDI、50四半期連続成長 …IP事業拡大に注力

コンテンツプラットフォーム企業RIDI（リディ）が2010年第4四半期から今年第1四半期まで50四半期連続で、売り上げが前年同期比増となった。

RIDIの今回の成果は、良質なIPの確保と幅広いジャンルの多様化で、韓国内外のコンテンツ市場に迅速に対応した結果と見ることができる。RIDIは強力なファンダムを基盤に、検証されたウェブトゥーン・ウェブ小説のIPを映像化したほか、アニメやグッズ事業を展開するなど、コンテンツ事業の好循環に注力してきた。

今年第1四半期にはRIDI独占ウェブトゥーン「その冬の純情」をはじめ、様々なジャンルの新規作品を発売したのに続き、3月には人気ウェブトゥーン「ピザ配達部とゴールドパレス」のグッズを発売し、大きな反響を得た。グッズ発売当日、1時間で完売する商品があったほか、グッズ発売前後のウェブコミックの一日の売り上げが約2,600%増加し、作品の競争力を証明した。

グローバル・ウェブトゥーン・サブスクリプションサービス「Manta」（マンタ）の躍進も注目された。Mantaは、韓国内の人気作品をローカライズする方法で作品ラインナップを構築している。作品の競争力は「Manta」の売上成長を牽引（けんいん）し、前年同期比40%の成長を記録した。昨年完結したRIDIの看板ウェブ小説「クヌギの木の下」の英語版が2月にアマゾンで販売され、米国を含む5カ国でベストセラーになった。

RIDIのペ・ギシク代表は「今年の第1四半期は、韓国内外の景気低迷など様々な市場の変化の中でも、RIDIはコンテンツ事業競争力を通じて揺るぎない成長を続けることができた」とし、「今後もRIDIが得意とするコンテンツ事業に集中し、事業の高度化に全力を傾けていく」と話した。

原文：https://platum.kr/archives/205911