yanolja cloud、尹大統領の経済使節団同行...東南アジア事業を強化

人工知能(AI)ベースのグローバルSaaSソリューション企業yanolja cloud（ヤノルジャクラウド）が、22日からおこなわれている尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領のベトナム経済使節団に同行し、東南アジア攻略強化の模索に乗り出す。

yanolja cloudの大統領経済使節団への参加は、前回の中東訪問に続いて2回目だ。yanolja cloudは、グローバルホスピタリティソリューションのリーディングカンパニーとして、尹大統領の国賓訪問期間中、韓国・ベトナムビジネスフォーラムや企業家交流などに参加する。これにより、ベトナムのホスピタリティ企業および現地観光産業のデジタル転換に向けた技術協力案などを議論する予定だ。

yanolja cloudは、2021年にベトナムの大手旅行会社VNTravel（ブイエヌトラベル）と戦略的協約を締結し、ベトナム進出を本格化した。現在、100以上のホテル事業者を対象に、クラウドベースのソリューションを供給している。現在yanolja cloudは、ベトナムをはじめ、シンガポール、タイ、フィリピン、インドネシアなど東南アジア地域で持続的な成長を記録しており、世界170カ国以上を対象に8万以上のグローバルソリューションライセンスを供給し、グローバルソリューション企業としての地位を確立している。

yanolja cloudは今回の同行を通じて、現地企業や事業者を対象に、中小規模のローカルホテルから大型ホテル・リゾートまで、客室数、付帯施設、規模など様々な運営要素に合わせて供給可能なホスピタリティソリューションを普及する。ベトナムのホテル市場は、過去10年間で約3倍以上と着実に増加したが、グローバルホテルチェーンを除く約90％程度の中小型ホテルは、まだデジタル技術の導入が遅れていると言われている。これを基に、現地ホテルと世界中の観光客をつなぐチャネルソリューション（Channel Management System）をはじめ、資産管理システム（Property Management System）、客室料金自動化ソリューション（Revenue Management）など、クラウドベースのソリューションを供給し、ベトナムを超え、東南アジアホスピタリティ市場のデジタル転換に取り組む予定だ。

またyanolja cloudは、東南アジア地域を対象にK-トラベルコンテンツ普及のための機会を共に模索する。ホスピタリティ企業やホテル事業者とのパートナーシップを基に、現地の旅行・レジャーのインベントリーを確保する一方、東南アジアの現地人が利用する旅行プラットフォームやオン・オフライン旅行会社などを対象にK-Travelコンテンツを発信し、韓国インバウンド旅行者の誘致にも取り組む見通しだ。

yanolja cloudキム・セジュングローバルパートナーシップ総括は「着実に成長中であるベトナム観光市場は、エンデミック以来急速に回復中であり、下半期新しいビザ政策などで爆発的な成長を予想している」とし、「yanolja cloudは今回の経済使節団同行を起点に、東南アジア現地企業とのパートナーシップ強化、新たな事業機会創出など、相互協力によるグローバルソリューション事業拡大に拍車をかける」と述べた。

原文：https://platum.kr/archives/209364