ロボット自律制御ソリューション開発企業「Macroact (マクロアクト)」、中企部「TIPS（ティップス） 」プログラム選定

Macroactが民間投資主導型技術創業プログラム「TIPS」に選定された。

TIPSは優れた技術を保有した有望なスタートアップを発掘し、政府が民間投資会社と共に2年間で約5億ウォン（約5000万円）の研究開発(R&D)費用を支援するスタートアップ育成プログラムだ。

ロボットシミュレータはロボットソフトウェアで最も重要な役割を果たしているが、既存のシミュレータはすべての軌跡を人の計算に依存しており、部品を交換するときに全体の軌跡を再計算する必要があることから、効率が低い。さらに他のモデルのロボットと互換性がなく、低い誤差許容範囲など限界を持つ。Macroactは、このような問題を解決するために適応型ロボットソリューション「Maidynamics（マイダナミックス）」を開発するディープテックスタートアップだ。

Maidynamicsは、ロボットと周辺環境を定義するシミュレータと強化学習を進めるクラウドプラットフォームで構成されており、定義、学習、配布の3段階で動作開発過程を処理する。これを活用する際、既存開発方式の6段階プロセスに比べ50%のプロセス短縮により、期間とコストを最小化することができる。

Macroactは、今回のTIPS選定を通じてメタファクトリーとロボット自律制御技術を融合したmaifactory（マイファクトリー）ソリューションを開発および高度化する計画だ。

一般的に生産ラインシミュレーションは単に見た目だけ複製してアニメーションで動作を表現しているが、maifactoryはロボットシミュレータと同様に設備の主要部品をモデリングして生産ラインの実際の動作をシミュレートし、標準化されたデータと制御ネットワークを蓄積することが大きなメリットだ。蓄積されるデータが多いほど、サービスの品質は高くなり、低コストで最適な結果を導き出すことができます。

Macroactのカン・イヒョク代表は「工場の洗練されたシミュレーションが可能になると生産量予測と予知保全が可能なだけでなく、多様な人工知能技術のテストベッドとなり、データ収集はもちろん学習モデル開発など活用度が非常に高くなります。初期創業パッケージからTIPS推薦まで、CNT TECH（シー・エヌ・ティー・テック）の積極的な支援のおかげで技術開発にさらに集中できるようになりました。感謝を気持ちを持って、Macroactは絶えず大きな成長を遂げていきます」と話した。

原文：로봇 자율제어 솔루션 개발기업 ‘매크로액트’, 중기부 ‘팁스’ 프로그램 선정 – 스타트업 스토리 플랫폼 '플래텀(Platum)'