AIベース コンテンツ製作企業「Aria STUDIO」、シード期資金調達

AIベース コンテンツ製作企業「Aria STUDIO」、シード期資金調達
人工知能(AI)基盤のコンテンツ製作企業Aria STUDIO(アリアスタジオ)がPrimer Sazze PartnersとKB Investmentからシード期資金調達を受けた。
Aria STUDIOは、韓国で初めてAI基盤インタラクティブコンテンツ製作パイプラインを活用してバーチャルヒューマンと自然なストーリーロジックを生成する「AIストーリーエンジン」、バーチャルスタジオを結合し多様な観客参加型コンテンツを製作するエンターテインメント企業だ。
AI基盤のインタラクティブバーチャルヒューマン製作パイプラインおよびバーチャルプロダクション(VP, Virtual Production)構築技術を保有しており、今後これを商用化することを目標にしている。
Aria STUDIOが開発中のバーチャルヒューマン「ARii(アリ)」はAI人工ニューラルネットワークとリアルタイム3Dモデリング技術を適用し、既存のバーチャルヒューマンに比べてよりリアルなビジュアルと豊かな感情表現を誇る。
また、独自のインタラクティブIP世界観を保有しており、これに合わせて論理的にストーリーを導くAIロジックを搭載しており、観客参加型コンテンツ制作に最適化されている。話が進む途中に様々な選択肢が与えられても、論理的に次の状況を演出できるように設計された。
アリアスタジオは映像の背景を実際のように生き生きと具現するバーチャルスタジオ製作も開発中だ。 物語の背景となるバーチャルスタジオを製作し、ここにバーチャルヒューマンあるいはアバターを挿入すれば、映画、ゲーム、VR/AR/XR、メタバースなど様々なストーリーを持ったコンテンツを多様に作り出すことができる。
以後、観客は直接的にコンテンツに参加することになり、バーチャルヒューマンと疎通しながら1つの話を展開、最終的に1つの映像コンテンツを誕生させることになる。
Aria STUDIOのチェ・スウン代表は映画監督であり2021年国際電子製品博覧会(CES)でLG電子が披露したバーチャルヒューマン「キム・レア」の製作に参加したりもした視覚特殊効果(VFX)コンテンツ製作専門家だ。
初期Dexter Studios(デクスタースタジオ)とVA Corporation(VAコーポレーション)など大型VFXスタジオの技術経営を遂行し、VR映画である「Buddy VR」を通じてベニス国際映画祭でベストVR Experience賞を受賞したりもした。 現在は光明IVEXスタジオのバーチャルプロダクション制作運営(Virtual Production Operation)も兼ねている。
チェ・スウン代表は「Aria STUDIOは独歩的な人工知能(AI)および視覚特殊効果技術を土台にバーチャルヒューマン開発からこれを活用した多様な種類のコンテンツ製作まで1つの統合された過程で進行できるよう『エンターテインメント』という新しい分野を創造している」と述べた。
続いて「今回のシード投資は韓国技術の無錫な潜在力を認められた結果」とし「米国シリコンバレーVCであるPrimer Sazze Partners投資を通じては今後グローバル進出のための礎石を設ける」と明らかにした。
一方、アリアスタジオはKBインベストメントの推薦で中小ベンチャー企業部のスタートアップ育成プログラムであるティップス(TIPS)にも選ばれた。
写真:Aria STUDIOのチェ・スウン代表

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