Backpackr、累積取引1兆ウォン突破…創作者エコシステムのためのビジョン発表

 Backpackr、累積取引1兆ウォン突破…創作者エコシステムのためのビジョン発表

ハンドメイドマーケットプラットフォーム「idus（アイディアス）」運営会社であり、クラウドファンディングプラットフォーム「tumblbug（タムブルバグ）」の親会社であるBackpackr（バックパッカー）が、累積取引額1兆ウォン（約1028億円）を突破した。これと共に、創作者エコシステム造成のためのビジョンも新たに発表した。

累積取引額1兆ウォン（約1028億円）突破は、Backpackr創立10周年に達成した成果で、去る11月末基準、idus 8400億ウォン（約874億円）、tumblbug 2500億ウォン（約257億円）を記録した。idusとtumblbugは、リピーターの顧客が全体の割合の80％以上を占め、顧客が直接作家や創作者に伝達した追加の後援金だけ累積133億ウォン（約13億6000万円）に達するなど、高い顧客満足度を見せている。

2012年に設立されたBackpackrは、2014年から手工芸家の劣悪な販路と市場底辺を拡大しようと、オンラインマーケットプラットフォーム「idus」を運営し、2020年には創作者と顧客をつなぐ最大クラウドファンディングプラットフォームである「tumblbug」を買収して事業を拡大してきた。tumblbugは、去る7月にクリエイターのためのメンバーシップスポンサーサービス「Steadio（ステディオ）」をリリースした。

現在idusとtumblbugは、創作者と作家が最も活動する韓国最大のクリエイタープラットフォームとして位置づけられた。サービス8周年と11周年を迎えたidusとtumblbugは、それぞれハンドメイド作家3万5000人、創作者2万6000人以上が活動している。

また今月のBackpackrは、創設以来初めて全社メンバー約300人が集まった席で、2023年の目標とともに中長期の方向性を盛り込んだ「Everyday Special（Everyday Special）」というビジョンスローガンを公開した。

Backpackrは、プラットフォームが提供すべき顧客価値を「特別さ、新しさ、ときめき」と定義し、創作者がより良い環境で活動し、価値を認められる「クリエイターエコシステム構築」を目標に実現していく計画だ。

この目標のため、Backpackrはidus - 継続的な販売活動を可能にする市場、tumblbug - ファン確保と市場性検証のためのクラウドファンディングチャネル、Steadio - 実現されていない価値を後押しするコミュニティサービスの高度化とクリエイターエコシステムを構築する。

Backpackrが発表したEveryday Specialは、創作者がクリエイタープラットフォームで交差活動できる環境を提供し、創作活動に必要な作家ストアや共有工房など、多様な支援を拡張し、創作の価値はもちろん、顧客の日常まで特別なものにするというメッセージを含んでいる。

Backpackrのキム・ドンファン代表は「クリエイターと共に成長し、累積取引額1兆ウォン（約1028億円）という大きな成果を達成することができた」とし、「より大きな使命感を持ち、クリエイターエコシステムを通じた市場の発展のため、具体的な案を提示し、さらに努力する」と伝えた。

原文：https://platum.kr/archives/199601