下半期最大スタートアップイベント「COMEUP 2022」キックオフ
下半期最大スタートアップイベント「COMEUP 2022」キックオフ
6月22日、ソウル江南(カンナム)区に位置するドリームプラスで、11月予定されている「COMEUP(カムアップ)2022」企画のため、初諮問委員会が開かれた。この日、今年のCOMEUPの案が公開された。
「COMEUP」は、韓国の優秀な創業エコシステムを世界中にアピールし、海外投資家や講演者など、グローバル創業エコシステムとの交流のために設けられた、韓国最大規模のスタートアップフェスティバルだ。1997年「ベンチャー創業大戦」から始まり、2019年にはCOMEUPに全面改編され、その後3年間、全世界で累積観覧客13万人を突破し、韓国を越え、グローバルスタートアップフェスティバルとして注目されている。
COMEUPは、コリアスタートアップフォーラムが民間主管機関に選定され、内実を図っている。その間、COMEUPは中小ベンチャー企業部と民間専門家で構成された、民官協議体形態の組織委員会を中心に運営されたが、今年から民間主導・政府支援システムに転換し、コリアスタートアップフォーラムが行事全般を企画および運営する。
諮問委員会はこの日、オン・オフラインでおこなわれた会議で、コリアスタートアップフォーラムが率いるCOMEUP 2022の主な変更点紹介と、今後の計画などを主要案件として議論した。
まずコリアスタートアップフォーラムは、COMEUPをスタートアップエコシステムを総網羅した世界的行事に飛躍させると説明した。このため、スタートアップエコシステムを中心に、組織体系を再整備し、COMEUP 2022諮問委員会を発足し、プログラム企画から講師交渉まで、民間の創意的アイデアと核心能力を結集することにした。
諮問委員会は、カンファレンス・スタートアップ・オープンイノベーション・グローバル広報の4つの分科で構成され、専門性を強化し、効率的な運営も図る。
計53人で構成されたCOMEUP 2022諮問委員会の諮問委員長は、SOCAR(ソカー)のパク・ジェウク代表が務める。パク・ジェウク代表は、2011年VCNCを創業し、世界4000万件以上のダウンロードを記録したカップルメッセンジャー「between(ビットウィーン)」をリリースし、2018年SOCAR買収後、ライドヘイリングプラットフォーム「TADA(タダ)」を披露した。
2020年からは、SOCARの代表を引き受け、モビリティ業界を代表するユニコーン企業に飛躍させるなど、成功的な経営をしてきている。今年2月、コリアスタートアップフォーラム第3代議長に選出されたパク・ジェウク代表は、多様な創業経験と挑戦精神などを基に、スタートアップエコシステム内で高い信頼を得ているだけに、諮問委員会活動に力を注ぐ見通しだ。
他にも、Woowa Brothers(優雅な兄弟たち)キム・ボムジュン代表、銀行権青年創業財団(D.CAMP)キム・ヨンドク代表、FuturePlay(フューチャープレイ)リュ・ジュンヒ代表、Google for Startups(グーグルフォースタートアップ)Mike Kim(マイクキム)アジア太平洋総括、Zipbang(チッパン)アン・ソンウ代表、SoftBank Ventures(ソフトバンクベンチャーズ)イ・ジュンピョ代表、Riiid(リード)チャン・ヨンジュン代表、Lotte ventures(ロッテベンチャーズ)チョン・ヨンミン代表、Asan Nanum Foundation(アサンナヌム財団)チョン・ナムイ理事、IMM Investment(IMMインベストメント)チ・ソンベ代表、sopoong ventures(ソプンベンチャーズ)ハン・サンヨプ代表、SAMSUNG(サムスン電子)ハン・イングク常務など、創業エコシステム関係者とビジネスパートナーが諮問委員として合流し、スタートアップの革新能力発掘と豊かなプログラム運営など、行事開催の成功に向け、力を注ぐ予定だ。
続いて、COMEUPを世界5大スタートアップイベントに成長させるための方案も議論した。まず今年から、海外講演者交渉と海外スタートアップ選抜を積極的に拡大し、未来トレンドを眺望し、グローバル市場で、韓国スタートアップエコシステムの地位を高める。
また、海外スタートアップイベントと交流拡大、ピッチングコンぺティション導入、アクセラレーティングプログラム強化、ビジネスマッチング増大、パートナー参加多様化なども推進する。世界をひとつにつなげるグローバルスタートアップフェスティバルで、立場を強化するという目標だ。
COMEUP 2022諮問委員長を務めたSOCARのパク・ジェウク代表は「COMEUP 2022は、韓国のスタートアップが総出動して飾るイベントで、韓国スタートアップエコシステムの輝く能力を世界に証明する機会であり、世界をつなぐ場になると期待する」とし、「COMEUPの開催成功のため、惜しみない支援を続ける」と述べた。
COMEUP 2022執行委員長として、今回諮問委員会を準備したコリアスタートアップフォーラムのチェ・ソンジン代表は「今年から民間主導でおこなわれるCOMEUPは、未来の主役であるスタートアップの創造的なアイデアと優秀な能力を結集した革新成長の踏み台となるだろう」とし、「COMEUPを、グローバル創業エコシステムを代表する世界的ブランドに発展させていく」と伝えた。
一方、「COMEUP 2022」は今年11月9日から11日までの3日間、ソウル・東大門(トンデムン)デザインプラザ(DDP)で、オンライン生中継を通じておこなわれる。
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