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kakao mobilityなどAutonomous A 2Zコンソーシアム、大邱で旅客/物流統合型自律走行サービス開始

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kakao mobilityなどAutonomous A 2Zコンソーシアム、大邱で旅客/物流統合型自律走行サービス開始

kakao mobility(カカオモビリティ)などAutonomous A 2Z(オートノマスエートゥーズィー)コンソーシアム6社(kakao mobility、Autonomous A 2Z、韓国自動車研究院、KT、HYUNDAI AutoEver/現代オートエバー、Neubility/ニュービリティ)が、韓国大邱(テグ)で、旅客・物流統合型「達句伐(タルグボル:大邱の昔の呼称)自律車」モビリティサービスを披露する。

Autonomous A 2Zコンソーシアムは、国土交通部2次「自律走行モビリティサービス事業」公募最終事業者に選定され、リリースを準備してきた。

「達句伐自律車」モビリティサービスは、大邱地域住民に2023年まで、無償で自律走行サービスを提供する事業として、まず大邱テクノポリス一帯で運行を開始する。

「達句伐自律車」は、単純な自律走行技術を検証することを超え、多様な移動サービスを提供することを目指して作られた、旅客と物流を統合した自律走行モビリティサービスだ。

1次年度には、大邱テクノポリス10.6km対象区間で、旅客中心の変動路線自律走行DRTサービスを提供し、2次年度には、運営区間を拡大し、大邱テクノポリス~国家産業団地~連結路線まで含む、計28.2kmから旅客と物流を統合した需要応答型自律走行DRTサービスおよびロボット配送を活用した、統合モビリティサービスに拡大していく計画だ。

「達句伐自律車」は、事前搭乗申請者に限り、本日(11月30日)から、大邱テクノポリス付近のサービスエリア内のすべての場所で、自律車3台を無料で搭乗ができ、平日(月~金)午後14時~20時まで6時間運営される。また、専門サービス教育を受けた安全要員が、緊急事態に備えて運転席に搭乗する。

オン・オフライン広報チャンネルでQRコードをスキャンしたり、バナーをクリックして車両搭乗を申請した後、呼び出し専用アプリ「KAKAO T(カカオティー)」から車両を呼び出すことができ、搭乗客はアプリを通じて自律走行モビリティ移動の現状を確認することができる。

このモビリティサービスは、kakao mobilityと主管社であるAutonomous A 2Zをはじめ、自律走行モビリティ技術力を保有した韓国自動車研究院、KT、HYUNDAI AutoEver、Neubilityが参加している。

Autonomous A 2Zは、今回の事業でレベル4水準の自律車を計8台製作・運営する。1次年度に乗合自律車3台、2次年度に乗合/乗用自律車5台を追加で投入し運営する予定であり、自律走行実証距離と自律走行車を保有した、検証された技術力をもとに、安全・信頼性が立証された自律走行旅客/物流統合車両プラットフォーム技術を、配送モビリティにも連携・適用する計画だ。

各車両には、LIDAR(ライダー)4台とa2zビジョンカメラ5台、前方レーダー1台が装着され、これにより周辺環境や道路環境を認識し、自律走行車両と道路のスマートインフラおよびそれを管理する自律走行管制センターと結合し、より安全な自律走行サービスを提供する計画だ。

kakao mobilityは今回の事業で、旅客/物流統合型モビリティサービス企画およびプラットフォーム構築を担当する。また、乗客に優しいセンサービュー(AVV, Autonomous Vehicle Visualizer)を介して、自律走行車両が周辺をどのように認識するかに関する情報もリアルタイムで乗客に提供する。

KTは、OBU端末/RSインフラの構築とC-ITSサービスを提供する。HYUNDAI AutoEverは、自律走行C-ITSインフラ構築を担当する。韓国自動車研究院は、自律走行管制システム構築を担当し、Neubilityは配送ロボット3台の運営および自律走行ロボット配送サービスを提供する。

Autonomous A 2Zハン・ジヒョン代表は「国土部と大邱市の全面的な支援を受け、一般市民を対象に、世界初の旅客物流統合自律走行サービスを披露することになり、今回の事業は非常に意味があり、示唆するところが大きい」とし、「韓国で最も安全で利用しやすい自律走行モビリティサービスをすべて体感できるよう、サービス運営に最善を尽くする」と述べた。

kakao mobility未来移動研究所チャン・ソンウク副社長は「今回の『達句伐自律車』は、旅客と物流サービスを統合して運営する新しいサービスモデルで、自律走行商用化にさらに一歩近づくと期待する」とし、「KAKAO Tプラットフォーム技術とサービス運営能力を結集し、優れた技術力を持ったパートナー企業と共に、より多くの市民が自律走行サービスを体験できるように努力する」と強調した。


原文:https://platum.kr/archives/197832

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Platum

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