Rememberが企業向け「リサーチサービス」を正式発売

総合ビジネスプラットフォーム「Remember（リメンバー）」運営会社DRAMA&COMPANY（ドラマ＆カンパニー）が、市場調査を必要とする企業を対象に「リサーチサービス」を正式リリースする。

Rememberが今回リニューアルしたリサーチサービスは、新商品リリース、新規投資、海外進出など、多様なビジネスイシューを控えている企業が利用できる市場調査専門サービスだ。Rememberが保有する350万人の会員をベースに、モバイルアンケート調査の実施はもちろん、調査設計と分析までトータルサービスを提供する点が特徴だ。

昨年4月にデモンストレーションサービスを初めて披露し、最近専門家ネットワークサービス企業「Liahnson & Company（イアンソン＆カンパニー）」を買収、専門家インタビュー能力など、調査部門の専門性を強化しリニューアルすることになった。

Rememberリサーチサービスは大きく「アンケート調査（サーベイ）」と「専門家インタビュー」で構成される。多数の特定ターゲットから定量化された意見を得たい場合には、サーベイを活用すればよい。主婦や各種B2C調査に、準備している回答者で構成された一般パネル会社とは異なり、Rememberは韓国企業205万社、350万人の現職者を基に、希望する対象だけ選別し、より専門的なアンケート調査が可能な点が特長点だ。

例えば、「ソウルにある流通業界大企業で、B2B営業を担当する役員」を対象にアンケートを受ける方式だ。モバイルおよびPCベースのオンライン調査で、アンケート結果データ提供まで、平均1週間で調査完了が可能だ。単純なアンケートデータだけでなく、調査前の設計と調査後の分析まで一度に提供し、良質の市場情報を迅速かつ正確に得ることができる。

専門家のインタビューは、定性的な面で具体的な市場インサイトを得たい場合に有効である。Rememberでは350万の社会人会員のうち分野別に適した専門家を発掘し、インタビューまでつなげるよう取り計らっている。企業が匿名での進行を望む場合、インタビュー代行も可能だ。詳細なインタビュースクリプトと独自のリサーチを基に製作したミニレポートも一緒に提供し、利便性を加えた。

一方、サービス正式リリースを記念し、7月末までプロモーションも進行する。複数のプロジェクト依頼を希望する企業や機関を対象に、利用料割引とともに、専門家インタビュー1回利用権を無料で提供する。

Rememberリサーチ事業チームのチュ・デウンリーダーは「B2Bリサーチ市場の場合、市場に対する正確なインサイトとデータを提供できるパネルの専門性が重要であるが、これまで正確にターゲットパネルを選り抜く信頼性の高いソリューションが存在しなかった」とし、「Rememberは会社員なら誰でも交換する”名刺”を活用し、豊富なユーザー基盤を確保しただけでなく、高度化されたAIデータマッチング技術を通じて、所在地・企業規模・業種・職務・職級・特定企業などに応じたパネル情報を精密にターゲティングでき、企業市場調査の新たな転換点を作ったと評価されている」と強調した。

原文：https://platum.kr/archives/189238