膣マイクロバイオーム分析サービス「cheKIT」、2023年決算...2,200%成長
膣マイクロバイオーム分析サービス「cheKIT」、2023年決算...2,200%成長
女性の膣の健康プラットフォーム「cheKIT(チェキット)」を運営するFemTech 3J(フェムテックスリージェイ)が、内部データを基に2023cheKITの年末決算を公開した。cheKITの累積取引額は、サービス開始から9ヶ月で2,200%以上増加した。
cheKITは、非対面診療と医薬品配送対象者が縮小したため、昨年6月に非対面診療サービスを終了した。これにより、3月からベータテスト中だった「膣微生物検査サービス」に集中し、現在、検査結果と共に乳酸菌の推薦などの追加サービスを提供している。
2023年cheKIT膣微生物検査サービスを主に利用した顧客は20~30代で、全体の顧客年齢層のうち約87%を占める。心理的な負担により産婦人科の訪問を避けたり、多忙な仕事で通院が難しいユーザー層を効果的に取り込んだという解釈だ。
これまで統計的に明らかにされていなかった韓国女性の膣内微生物分布も共に公開した。cheKITが公開した資料によると、韓国女性の膣内微生物分布は、他の人種に比べて健康な膣内微生物環境が優勢であることが分かった。学界で膣微生物と膣の健康、早産、子宮がんなどの相関関係に関する様々な研究が活発に行われているため、継続的に蓄積されるデータから、研究の新たな道を切り開くことができるという。
ユーザーの利用パターンも目立つ。検査後、66%の顧客が検査結果に基づいてカスタマイズされた乳酸菌を服用し、服用後の再検査者の80%で膣の微生物環境が維持または改善されたことを確認できた。
サービス利用満足度は4.68点で、乳酸菌の推薦と迅速で便利なサービスを高く評価した顧客が多かった。cheKITは継続的に直感的なUI、UXを実装することで、高いユーザー満足度を引き出している。
2023年9月、非対面診療の許容範囲が大幅に縮小されたため、多くの企業が縮小したり、事業モデルを変更するなど、市場危機説が浮上した。このような市場の状況の中でも、cheKITはピボット化の成功事例として注目されているというのが、業界関係者の説明だ。
3Jのパク・ジヒョン代表は「非対面診療により蓄積された経験とデータが、新たな機会創出の土台になった」とし、「膣微生物検査を基に”女性の性の健康”というユーザーの悩みの中から答えを見つけられる会社になるよう、さらに努力する」と述べた。
原文:https://platum.kr/archives/221121
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