起業家精神教育の専門家養成プログラム「Asan Teacher-Preneur」第6期入学式

起業家精神教育の専門家養成プログラム「Asan Teacher-Preneur」第6期入学式

Asan Nanum Foundation（アサン分かち合い財団）が起業家精神教育専門家養成プログラムである「Asan Teacher-Preneur（アサンティーチャー・プラナー）」の第6期に選抜された30人の教師と先月25日、ソウル市江南（カンナム）区にあるビジネスセンターMARU180で入学式を行った。

Asan Teacher-Preneurは、中・高校の教師の起業家精神を醸成し、教育現場で生徒に起業家精神を広めるために設けられたプログラムだ。教師を意味する「teacher」と「entrepreneur」の合成語である「Asan Teacher-Preneur」には、峨山（アサン）の起業家精神を追求する教師を育成するとの意味が込められている。

今回、第6期に選抜された30名の受講生は、入学式を皮切りに約7ヶ月間、夏季・秋季のワークショップを含む計98時間の定期教育と海外探訪支援などに参加する。

定期教育は、起業家精神の基本概念を学習する起業家精神の理論とマインドセット、起業に関する体系的な理論を学び実践する起業理論と、学校現場で活用可能な教育課程を設計する起業家精神カリキュラムデザイン、ファシリテーションと最新のエドテック方法論を学ぶチームプロジェクトワークショップ、起業家精神教育に関する海外機関探訪を準備するグローバルスタディなど、計5つのモジュールで行われる。今年の教育課程では、経営学科と教育工学科の専門教授陣の新しい講義とメンタリングセッションが新たに登場する。

このほか、受講生は夏季と秋季のワークショップを通じてチームごとに行うプロジェクトの完成度を高め、12月のカリキュラム共有会で直接開発したカリキュラムを発表する予定だ。その後、海外の革新教育機関を探訪し、起業家精神教育の先進事例を体験する「グローバルスタディ」に参加する機会も提供される。

Asan Nanum Foundationのイ・ヨンビン企業家精神チーム長は、「教師としての使命感と学生に対する愛情で企業家精神教育の専門家になるために今回のAsan Teacher-Preneur6期に参加した先生方を歓迎する」とし、「Asan Nanum Foundationは、未来世代の企業家精神の育成を担う現役の教師たちが、企業家精神教育の専門家に生まれ変わることができる最適な環境を提供するために支援を惜しまない」と話した。

Asan Nanum Foundationは2019年の立ち上げ以降、現在までに計152人の起業家精神の専門教育者を輩出した。特に第4期に参加した教師たちは、教育現場で若者たちの起業家精神醸成のために努力した功績が認められ、今年3月、教育部（省）長官賞を受賞した。また、Asan Nanum Foundationは2022年に教育部と「小・中・高校生の起業体験及び起業家精神醸成教育の活性化に向けた業務協約」を締結し、起業家精神教育エコシステムの発展に寄与している。

原文：https://platum.kr/archives/228390