ウェブトゥーンAIスタートアップ「RealDraw」、Altos Venturesなどから22億ウォンの資金調達
ウェブトゥーンAIスタートアップ「RealDraw」、Altos Venturesなどから22億ウォンの資金調達
AI基盤のウェブトゥーン製作スタートアップRealDraw(リアルドロー)がAltos Ventures(アルトスベンチャーズ)などから22億ウォン(約2億4,367万円)のプレシリーズA資金調達をした。
今回の投資はAltos Venturesがリードし、RealDrawのシード投資家The Yoonmin Foundation(ユン・ミン創意投資財団)もラウンドに連続参加した。
RealDrawは、作家たちが苦慮するスケールが大きくてクオリティが高いウェブトゥーン製作を、AIを活用することで可能にする企業だ。2023年6月に設立したRealDrawは、創業者であるチェ・サンギュ代表がWATCHA(ワチャ)からウェブトゥーン製作及び開発事業を導き、WATCHA、NCSOFT(エヌシーソフト)などでウェブトゥーン、ゲーム制作の経験を積んだアートディレクター、技術リーダーらが専門人材として力を発揮している。
ウェブトゥーン市場は韓国内だけでなく全世界で急速に成長しており、これによりグローバル市場で競争できる高いレベルの作品への要求が高まっている状況だ。これを受け、RealDrawは3D、AI技術を活用し、作家が効果的に作品の世界を拡大し、クオリティを高めることができるサービスを提供する。
プレシリーズAを成し遂げたRealDrawは、本格的なサービス開発とビジネスモデルの構築に乗り出す。RealDrawは先月、チョンガン文化産業大とMOUを結び、予備のウェブトゥーン作家である学生たちにAI技術を伝えている。来年からAIとアンリアルをベースに製作した高品質なウェブトゥーン作品を発表し、グローバル市場に挑戦する計画だ。
RealDrawのチェ・サンギュ代表は「ウェブトゥーン産業に数年間従事し、最も重要なのは作家たちの創作性と権利であることを身をもって感じた」とし、「作家がAIを通じてグローバル市場で一段階高いレベルのウェブトゥーンが作れるようサポートし、さらに、Pixar(ピクサー)のようなグローバルコンテンツスタジオを目指す」と話した。
Altos Venturesのオ・ムンソク・パートナーは「ウェブトゥーン市場はKコンテンツのグローバル化をつなぐ別の局面に近づいてきたが、創作方式は労働集約的形態にとどまり、市場拡張に制約があった」とし、「RealDrawは技術を基盤に作品クオリティを高めたグローバルコンテンツ製作企業に成長すると信じ、今回の投資を決定した」と話した。
原文:https://platum.kr/archives/219206
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