LG Energy Solution 、有望電池スタートアップ発掘プログラム進行

LG Energy Solution 、有望電池スタートアップ発掘プログラム進行

LG Energy Solution（LGエネルギーソリューション）が電池分野における差別的な技術力と事業モデルを発掘するオープンイノベーションプログラム「LGES Battery Challenge 2022」を進行中だと7月31日、明らかにした。

電池分野のスタートアップなら国の制限なしにどの企業でもプログラムに参加できる。募集分野は△次世代電池の素材技術△電池製造の工程技術△電池管理と制御技術△BaaS(Battery as a Service)△スマートファクトリーなどだ。

LG Energy Solutionは、最大10社の企業を選定予定だ。1次提案を受けた後、技術力と事業性に基づく事業計画書の総合審査と聞き取り調査を通じて、選定企業を最終決定する。専用ホームページを通じて9月16日まで受け付けている。

選ばれたスタートアップ企業は、企業のビジョンとビジネス戦略について発表するPitch Day（ピッチデイ）に参加。LG Energy Solutionから投資評価を受ける機会が得られる。順位に関係なく、選ばれた企業は賞金を受ける。

LG Energy Solutionは、「革新的なアイデアと高い潜在力を持つ多くのスタートアップの参加をお待ちしている。LG Energy Solutionとの協業が、グローバル企業として成長するための絶好の機会となるだろう」としている。

LG Energy Solutionは、オープンイノベーション活動を通じて革新的なアイデアを発掘し、世界の有力企業とのネットワークを構築する。これに基づき、次世代技術を先んじて確保し、競争力と顧客価値を最大化する。

LG Energy Solutionのシン・ヨンジュン最高技術責任者（CTO、専務）は、「LG Energy Solutionは積極的なオープンイノベーション活動を通じ、電池産業で主導権を確保するために努力している」とし、「有望なスタートアップ、大学、研究機関などとの協力を拡大していく」と話した。

写真：LGES Battery Challenge 2022のホームページ

原文：https://www.etnews.com/20220731000041