jente、今年グローバルサービス拡大、IT技術強化で成長を期待

4月売上高約60億ウォン、前年同月比2倍以上増加
不安定な市場状況の中、毎月売上高が過去最高を更新、安定的な上昇を記録

第3世代ブランドプラットフォームのjente（ジェンテ）の売上が高騰を続けている。今年4月、約60億ウォン（約6億1460万円）の売上を記録し、前年同月比103%増加したjenteは、ブランド品プラットフォーム業界の苦戦の中でも、2023年毎月売上高を更新し、着実に成長している。

jenteの成長には、売上データの高度化、忠実な顧客確保、効率的なコスト管理が重要な要因となった。

jenteは過去3年間蓄積したシーズン別ブランドおよびカテゴリー別販売データと最新のトレンド分析を行い、次のシーズンの販売戦略を策定する。これに基づき、他社に比べて豊富なブティックネットワークを持ち、需要が高いと予想される商品を迅速に調達することができ、ブティックから提供される単独割引率で積極的な価格戦略を展開した結果、安定的な売上増につながった。

jenteストアの月間平均リピート訪問率は約43％で、再購入率は約50％に達するほど、確固たる顧客ロイヤルティを確保している。特に注文量上位20%の顧客が、全体売上の半分以上を占めるほど、顧客ロイヤルティが高い。彼らは、ファッションコミュニティ、ブログ、SNSなどを通じて、自然に新規流入につながる効果を得ている。

jenteは、売上拡大だけでなく、収益性向上のための効率的なコスト管理にも注力してきた。2023年4月現在、jenteの販管費比率は全売上高の10%前後を維持しており、広告宣伝費は全売上高の2.9%で運営されている。これは不必要なコストの最小化に伴う、安定的で健全な成長を図るためのjente独自の経営哲学である。

第3世代ブランド品プラットフォームとして韓国で着実に成長を遂げてきたjenteは、今年、新たな飛躍に向け、多方面で変化を予告している。

まず、韓国を越えて海外市場拡大のためのグローバルサービス立ち上げに拍車をかけている。上半期、日本をはじめ、インドネシア、UAEなどの中東諸国でのグローバルサービスオープンに向けてパートナーシップを強化している。

これと共に、過去3年間に確保した数十万個の商品検品データを基に、より強化された検品データ基準を作り、顧客満足度向上のため、jente独自のインハウス検品プロセスを構築した。それだけでなく、キャンペーン、エディトリアルなど良質なコンテンツ制作プロセス全体をインハウス化し、コンテンツを高度化した。

これにより、グローバルファッショントレンドをリードする影響力のあるプラットフォームに生まれ変わるという抱負だ。最後に、jenteが自ら構築したERPシステム「jente foret（ジェンテフォレット）」を基に、パーソナライゼーション推薦機能の高度化、セキュリティシステム強化、ブティック連動システム強化など、IT技術にも積極的な投資を進める予定だ。これにより、ファッショントレンドだけでなく、開発トレンドにも機敏に反応し、サービス向上に拍車をかける計画だ。

jenteチョン・スンタン代表は「ファッションに対する愛情と尊重が基盤になったからこそ、持続的な成長を成し遂げることができた」とし、「今年はグローバルサービスの拡大と同時に、顧客のサービス満足度向上のための積極的な技術投資により、より多くの人に満足いただけるサービスを提供していく」と述べた。

原文：https://mirakle.mk.co.kr/view.php?sc=51800015&year=2023&no=376884

MIRAKLEレター購読はこちら！