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【韓国スタートアップ通信】Gurimdotcom, Eat the company, Classting, Won Family

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【韓国スタートアップ通信】 Gurimdotcom, Eat the company, Classting, Won Family

Gurimdotcom、AI画像推薦サービス「ART AI」リリース

ChatGPTの登場で人工知能(AI)に各界の関心が集中している昨今、AIを基盤とした「超パーソナライゼーション能力強化マーケティング」が活気を帯びている。生活用品だけでなく、今では絵画やアート作品まで、個人の好みに合った絵を推薦してもらえるようになった。

オンライン絵画専門ECサイト「Gurimdotcom(クリムドットコム)」が、AIアルゴリズムを通じて絵画の好みを分析し、適切な作品を推薦する絵画推薦サービス「ART AI(アータイ)」をリリースする。

Gurimdotcomは「絵」に関することを解決できるライフスタイルアートブランドだ。キム・ファンギ、イ・ウファン、バスキア、アンディ・ウォーホル、パク・ジヨンなど、国内外の有名・新人作家の原画からエディション版画、アートプリント作品1万5千点余りを保有している。また、額縁工房を直接運営しており、90種類以上のカスタム額縁のオーダーメイドも可能だ。

今回発表した「ART AI」は、利用者の年齢、性別、サイト内でクリックした絵、購入した絵など、保有しているビッグデータを基盤にAI技術を取り入れ、個人が好みそうな絵を選んでくれる顧客カスタマイズサービスだ。

誰でも無料で利用でき、抽象画、風景画、ポップアートなど、好みの絵のジャンルからデザイン、色、作家、ホットトレンドまで、絵に関連する様々な要素を把握し、統合的な推薦結果を提供する。特に、1回限りではなく、刻々と変化するユーザーの好みを定期的に把握し、推薦結果を継続的に更新することで満足度を高めた。また、ビッグデータベースの客観的な推薦結果を提供するだけでなく、容易に自分に合った絵を選択することができる。

Gurimdotcomのパク・ソヨン代表は「最近、絵に対する一般大衆の関心が高まっているが、まだ難しく専門的な分野という認識のため、簡単にハードルを超えられない」とし、「GurimdotcomのART AIサービスは、特に個人の好みが反映された絵で空間を飾ることに難しさを感じる顧客のために開発した。より多くの顧客が日常生活で、様々な絵画を楽しめる良いきっかけになることを願っている」と述べた。

Gurimdotcomは、美術の大衆化を目指して創業したARTNLife(アートエヌライフ)の代表ブランドで、国内外で活発に活動している作家の作品をリーズナブルな価格で購入できるオンラインアートギャラリー「ARTN Edition(アートエヌエディション)」を共に運営している。

Eat the company、国際食品博覧会SIAL2部門受賞

Eat the company(イートザカンパニー)が、米国ラスベガスで開催された食品博覧会「SIAL America 2023」で、製品革新賞のワールドチャンピオンに相当する「金賞(SIAL INNOVATION GOLD AWARD)」を受賞した。

国際食品博覧会SIAL(シアル)は、世界的な食品博覧会の一つで、グローバルフードトレンドを一目で見ることができる。今回のSIAL America 2023は、先月28日から30日までの3日間、Las Vegas Convention Center(ラスベガスコンベンションセンター)で開催された。

SIAL Americaの「革新製品賞(SIAL INNOVATION)」は、その年のグローバルフードトレンドを代表できる革新的な製品を、世界中の優秀な製品を中心に選定する。革新製品賞に選定されたTOP 10の商品の中で、最も優れた革新を見せた製品を選定し、金賞、銀賞、銅賞を最終発表する。今回のSIAL America 2023では、Eat the companyの心休まるヨモギチョンドゥギ(韓国の駄菓子)が金賞を受賞し、世界初の常温調理キットであるキッチンキットも革新製品賞Top5に選定され、2冠の栄誉を得た。

Eat the companyのキム・ボングン代表は「韓国人のソウルフードであるチョンドゥギが外国人にも好評を受け、ビーガンジャーキーというニックネームを獲得し、世界中のバイヤーの関心を一身に受けた」とし、「今後も健康的な韓国の食べ物をグローバルに合わせて革新し、K-FOODを全世界に知らせるために努力していきたい」と述べた。

Classting、ChatGPT搭載アシスタント教師「jello」リリース

人工知能(AI)ベースの学習管理システムClassting(クラスティング)が、ChatGPTを搭載した新しい人工知能アシスタント教師「jello」をリリースした。

jelloはOpenAIのGPT 3.5ターボエンジンを搭載したAIアシスタント教師で、自然言語を処理し、教師の質問の文脈を理解し、正確かつタイムリーな回答を提供する。jelloを使えば、教師は時間とコストを節約し、分析、応用、評価など、より高いレベルの教育とコーチに集中することができる。

ChatGPTは教育現場でも多くの注目を集めており、教育部(日本の文部科学省に相当)も注目し、教員研修や技術導入について対応している。Classtingに搭載されたChatGPTは、教育や学習に関連する情報を、より効果的に提供できるプロンプトエンジニアリング(Prompt engineering:人工知能モデルが問題解決に必要な適切な質問や指示を生成する技術)を組み合わせた教育者専用の質疑応答チャットボットだ。

Classtingは最新のAI技術が適用されたClasstingの「AIラーニング」サービスを通じて、学生の学習レベルを正確に分析し、パーソナライズされたコースウェアを提供してきた。人工知能ベースの学習管理システム(AI-powered LMS)にjelloを追加することで、教師の業務効率を向上させ、学生にパーソナライズされた学習経験を提供するソリューションとしての地位をさらに強化することが期待される。

Classtingのチョ・ヒョング代表は「AIアシスタント教師jelloを通じて、ClasstingはAIベースの学習管理システムとしての領域が大きく拡大された」とし、「多くの先生がjelloを通じて生徒により効果的に学習情報を提供すると同時に、業務負担を軽減することを期待している」と述べた。

AIアシスタント教師jelloは、Classtingサービス内で毎日生成される3,000万件以上の教育ビッグデータを学習し、急速にアップグレードされている。

一人暮らし住居プラットフォーム「同居同楽」、賃貸管理アプリリリース

一人暮らし住宅プラットフォーム「同居同楽(ドンゴドンラク、韓国語동거동락)」が、賃貸人と賃借人のためのデジタル賃貸管理専用アプリをリリースした。

賃貸人専用アプリは、テナントの状況や管理、収納管理、支出管理など、建物を所有しながら賃貸収益を創出するために必要な必須機能を提供する。現在、賃貸人は当該業務を手書きまたはエクセルで代替していたため、未納や費用管理などが体系的に管理できていなかった。同居同楽アプリを使用する場合、一度に建物および契約情報を登録でき、自動的にすべての手書き業務を代替することができる。

賃貸人アプリはリリース後、5,000人以上の賃貸人が利用しており、登録世帯数も10,000戸を超え、急速な利用を記録している。

賃借人専用アプリは、契約書管理、入金通知、建物告知などの機能を提供する。多くの入居者がいる集合住宅/オフィスビル/シェアハウスなどの建物の場合、入居者同士が交流できるコミュニティ機能も追加された。最近、若い一人暮らしの場合、大家との直接コミュニケーションの代わりに非対面コミュニケーションを好む傾向にあり、賃貸人および賃借人の初期反応も高い。

同居同楽の運営会社であるWon Family(ウォンファミリー)関係者は、「今後も賃貸人と賃借人の住居および管理利便性を増大させる機能を追加し、賃貸人には建物を管理する過程で必ず必要な管理アプリとして定着し、賃借人には居住期間中、頻繁に使用する必須アプリになるだろう」と明らかにした。


原文:https://platum.kr/archives/204628



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