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kakao mobilityとHYUNDAI、江南エリアで都市型自動運転実証サービスを開始

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kakao mobility-HYUNDAI、江南エリアで都市型自動運転実証サービスを開始

kakao mobilityとHYUNDAIがソウル江南地域で自動運転モデルサービスを披露する。

今回両社が江南で披露するサービスは、kakao mobilityの「KAKAO T」プラットフォームを活用し、現代自動車が独自開発したアイオニック5「ロボライド」を呼び出して利用できるようにする都心自動運転モビリティモデルサービスだ。

HYUNDAIグループが独自開発したロボライド車両は、交通信号連動、歩行者及びバイク回避など都心環境で直面する障害物を感知し、自ら制御するなど、都心自動運転に最適化されたのが特徴だ。

kakao mobilityは呼び出しから配車、ルーティング、サービス政策の樹立、顧客経験管理に至るサービス運営全般を遂行し、都心型自動運転旅客運送サービスに最適化されたプラットフォーム構築に乗り出す予定だ。

車両呼び出しは別途のアプリをインストールしたり加入する煩わしさなく、従来のKAKAO Tアプリを通じて簡単に利用できる。 試験運営期間中には両社の役職員および関係会社対象にのみサービスを提供し、市民の出退勤時間を考慮して運行時間は平日午前10時から午後4時までに制限する。

サービスにはレベル4水準の自動運転技術が適用されたアイオニック5車両2台が投入され、往復14車線の嶺東大路と往復10車線のテヘラン路などを含む江南一帯で定められた、路線なしで希望する地点に「ロボライド」車両を呼び出せる「オンデマンド」方式で運営される。

特に、江南は自動運転試験運行地区の中で運行可能な総道路が最も長い地域で、韓国で最も流動人口が多く交通混雑度が高く、自動運転サービスの実現難度が高いところと挙げられる。 これに伴い、リアルタイム交通情報分析、最適経路算出、AI配車などkakao mobilityのプラットフォーム技術がより全方位的な役割を果たすことになるものと期待される。

両社はモデルサービス運営を通じて体得したノウハウと技術力を、今後は大衆対象の商用サービスにも適用できるようデータ分析と技術高度化に努め、より多様な環境で多様な車両を通じて自動運転サービスを披露できるよう協力していく計画だ。

kakao mobilityは韓国代表モビリティプラットフォーム「KAKAO T」を通じて積み上げてきた独歩的なプラットフォーム力量を土台に、自動運転サービス商用化に要求される基盤技術を高度化していくと同時に、多様な大企業、スタートアップ、研究機関などと協力して韓国自動運転エコシステムが定着できるよう努力してきた。

現代自動車のチャン・ウンジュン自動運転事業部専務は「kakao mobilityと協業して初めてローンチする自動運転モデルサービスを披露することができ、期待が大きい」とし「今後も顧客がより安全で便利な自動運転技術を多様なプラットフォームで見られるよう持続的に努力していく」と明らかにした。

kakao mobility未来移動研究所のチャン・ソンウク副社長は「江南は世界的にも最も複雑な都心に挙げられるところで、韓国代表自動車メーカーである現代自動車との協業を通じて都心自動運転技術の開発を加速化できるだろう」とし「今後もスタートアップ・大企業・研究機関と活発に協業し、kakao mobilityが築いてきたプラットフォーム技術が個別自動運転技術のサービス化に役立つよう努める」と述べた。

一方、kakao mobilityは世宗市、板橋(パンギョ)、江南地域で自動運転旅客サービスを披露したのに続き、今後Autonomous A 2Z、RideFluxと協力して大邱と済州で旅客・物流統合型自動運転サービスを披露する計画だ。


原文:https://platum.kr/archives/196326

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Platum

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