KIST、日本からの資金調達及びオープンイノベーション支援プログラムを通じ、Post-TIPS企業の日本進出支援に拍車

KIST、日本からの資金調達及びオープンイノベーション支援プログラムを通じ、Post-TIPS企業の日本進出支援に拍車

韓国科学技術研究院ホンヌン特区事業団（以下、KIST）がPost-TIPS（ポスト・ティップス）企業のグローバル進出の一環として、昨年のシンガポールに続き、今年3月18日と19日の両日、日本の投資家とオープンイノベーション需要企業との出会いを支援する「POST-TIPS IN JAPAN（ポスト・ティップス・イン・ジャパン）」イベントを開催した。

日本は最近、スタートアップへの投資が継続的に増加しており、特にオープンイノベーションが活性化しているため、世界的な資本市場の低迷にもかかわらず、最も魅力的な市場として浮上している。KISTは今回のイベントを通じて、日本をPost-TIPS企業のグローバル進出の拠点として、本格的に世界へ進出できるクロスボーダープラットフォームを構築する予定だ。

KISTの「POST-TIPS IN JAPAN」プログラムには、NALBI（ナルビカンパニー）、Monitor Corporation（モニターコーポレーション）、Gbrain（ジーブレイン）、Plcoskin（プルコスキン）のようなグローバル競争力を持つPost-TIPS企業が参加し、1ヶ月前から韓国で日本のベンチャーキャピタルと市場専門家を通じて日本進出教育とメンタリングを通じ、日本進出を準備してきた。

また、KISTはPost-TIPS企業に対する市場調査と広報を支援し、日本最大規模のベンチャー・キャピタルであるSBI Investment(SBI Group)、Global Brainをはじめ、日本のインターネットサービス分野のグローバルリーダーである楽天グループのCVCの楽天キャピタル、日本の総合商社である東京貿易グループのCVCのtb-Innovations（ティービー・イノベーション）、日本最大の官民ファンド運用会社であるCool Japan Fund（クール・ジャパン・ファンド）、多国籍企業であるTMF Group（ティーエムエフ・グループ）などと事前マッチングを支援した。

「POST-TIPS IN JAPAN」イベントで事前にマッチングした日本の投資家と企業を対象に、韓国のベンチャーエコシステムに対する理解を深めるための講演を始め、Post-TIPS企業のピッチングの後、1対1のミートアップを通じ、協力策について深い議論を行った。

また、韓国技術ベンチャー財団東京事務所と新韓Future's Lab東京事務所でPost-TIPS企業へのインタビューを行い、積極的な日本進出を約束した。

イベントスペースを提供したSBIグループと住友不動産の関係者は、「Post-TIPS企業は、以前に訪問した韓国や東南アジアプログラムの参加企業が初期企業であるのに比べ、優れた技術力を基盤に準備が整っており、十分に日本進出が可能だと思う」とし、「参加した日本のパートナーの能力を考慮すると、早い時間内に日本市場への進出も予想される」と話した。

今回のプログラムを主催したKISTは、Post-TIPS企業がグローバル資金調達だけでなく、日本の大企業や総合商社と協力し、韓国の革新的なスタートアップが世界を舞台に活躍できるよう、グローバルプログラムをさらに拡大する計画だ。

原文：https://platum.kr/archives/224847