ブランド品プラットフォームjenteが昨年過去最大の売上を達成…前年比157%
ブランド品プラットフォームjenteが昨年過去最大の売上を達成…前年比157%
第3世代のブランド品プラットフォームjente(ジェンテ)が昨年、2020年設立以来、過去最大の売上高488億ウォン(約55億円)を記録したと1日に明らかにした。前年比10.3%増加した数値だ。
jenteは毎年150%以上の売上成長率を記録している。jenteの売上高は、△2020年18億ウォン(約2億円)、△2021年132億ウォン(約15億円) 、△2022年309億ウォン(約35億円)だ。
特に、ブランド品プラットフォームの赤字の主要原因として挙げられる広告宣伝費は、2022年の23億ウォン(約5億円)から2023年19億ウォン(約2億円)に17%減少した。それにも関わらず、昨年11月のMAU(月間アクティブユーザー数)は過去最高の92万3,000人を記録した。
営業損失は54億ウォン(約6億円)で、前年比約40億ウォン(約4億円)増加した。新しい商品をリーズナブルな価格で確保するための在庫資産、物流センター、人件費など、将来の成長へのインフラ投資を2倍以上拡大した影響とみられる。
jenteは昨年、ユーザーフレンドリーな物流システムを構築するため、河南の専用物流センターを拡張した。また、ラグジュアリーテックのリーディング企業として、独自のERP(企業資源計画)であるjente foretの高度化と海外向けページ構築のため、最高製品責任者(CPO)コ・テヨン氏と開発総括ユン・ジョンフン氏などの優秀な開発人材を採用した。
最近、jenteは「ブティックソーシング」や「アーリーアダプター攻略」などの既存事業だけでなく、「BLINDREASON(ブラインドリーズン)」を買収したことで「PB(自社ブランド)事業」にまで範囲を拡大した。ブティック・ソーシングにより、流通過程で中間業者を介さず、大型ブティックと直接取引を行っている。jenteの提携ブティックは2年間で50店舗から150店舗へと、3倍以上に拡大した。jenteのブティック提携を基盤に、ブランド品の偽物率0%、品切れ率2%未満で管理しており、定価より平均40%以上安い価格で提供している。
jenteのチョン・スンタン代表は、「価格、商品、信頼、良質のコンテンツなど、Eコマースの本質に焦点を当てた顧客志向のサービスが、停滞した市場状況でも顧客がjenteを選ぶ理由だろう」とし、「今後も本質に焦点を当てることはもちろん、今年は韓国での成長を基盤にグローバルプラットフォームの構築を通じて海外進出の足がかりをつくる」と明らかにした。
原文:https://www.unicornfactory.co.kr/article/2024040110403143570
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