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革新サービスの最適化で産業成長を牽引する各分野のSaaSプラットフォームに注目

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目次

革新サービスの最適化で産業成長を牽引する各分野のSaaSプラットフォームに注目


  • 韓国政府、国家産業競争力確保のための多様な育成策を推進予定、2026年までにSaaS企業1万社育成へ
  • 新技術ベースのICT企業に集中..高度な技術力で各分野の産業成長をリードするSaaS企業に注目
  • 医療データプラットフォームからAICC、セキュリティ分野までSaaSで業務効率高める


国家産業競争力確保のための中核育成課題に、「サービス型ソフトウェア(SaaS)」が含まれた。韓国政府が2026年までにSaaS企業1万社を育成する計画を発表し、特に超巨大人工知能(AI)エコシステムの構築を中心にAI、ビッグデータ、クラウドなど、新技術基盤のICT企業に注目が集まっている。

SaaSプラットフォームが注目される理由は、別途のシステム構築や専門人材いがなくてもクラウド環境でサービスを利用できるため、時間とコストの面で優れた強みを持つからだ。また、急変するデジタル環境でスピーディーに適材適所のサービスを導入できるため、企業の競争力強化にも役立つ。

このように、革新的な技術力を備えたSaaS企業への期待が高まる中、各分野のSaaS企業がサービスの高度化に拍車をかけ、産業成長を牽引(けんいん)していることに注目が集まっている。


JNPMEDI、SaaSベースの臨床ソリューション「Maven Clinical Cloud」で臨床試験のデジタル化を主導

医療データプラットフォームJNPMEDI(ジェイエヌピーメディ)は、SaaSベースの臨床運営とデータ管理ソリューション「Maven Clinical Cloud(メイブンクリニカルクラウド)」を運営し、韓国の製薬バイオ産業の競争力を強化している。

JNPMEDIは、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)以降、本格的にデジタル転換に乗り出した臨床市場において、高度化されたSaaSベースの臨床ソリューションで市場をリードしている。Maven Clinical Cloudは、非対面の臨床過程を支援する分散型臨床試験(DCT)ソリューション「Maven DCT Suite(メイブンディーシーティースイート)」、臨床試験文書管理ソリューション「Maven Docs(メイブンドックス)」、モバイル機器を活用して臨床データを収集する「eCOA(Clinical Outcome Assessment)」をはじめ、臨床対象者の募集、参加同意、スクリーニングまで、デジタル技術ベースの多様なソリューションで構成されている。

オーダーメイド課金(pay-as-you-go)政策が適用されたMaven Clinical Cloudは、製薬会社、CROなど依頼機関のニーズに応じて選択的にサービスを組み合わせて利用することができ、費用面でも合理的だ。これは、従来の伝統的な臨床過程に投入されていた膨大なコストを削減するだけでなく、さらに依頼機関の資金確保を助け、肯定的な収益創出効果をもたらす。特に、SaaS基盤で構築されたJNPMEDIのソリューションは、サーバーコストと所要時間を確保し、様々な効益を提供する。

Maven Clinical Cloudは、堅固なブロックチェーンの技術力を基に構築され、データの整合性、高い精度と検証された信頼性を基に依頼機関に利点をもたらし、臨床研究の未来を導く新たな成長動力としての地位を固めている。


Kakao Enterprise、SaaS型人工知能コンタクトセンター(AICC)「Kakao iコネクトセンター」開設

Kakao Enterprise(カカオエンタープライズ)は、クラウドベースのSaaS人工知能コンタクトセンター(AICC)のプラットフォームを4月に運用開始した。

Kakao Enterprise(カカオエンタープライズ)のAICCを導入すれば、別途サーバーや機器がなくても、月々の定額料金だけで使用することができる。サーバー、ネットワークなどのITインフラ構築からメンテナンス、頻繁な機能アップデートが負担だった従来のサービスとは異なり、SaaSベースのKakao iコネクトセンターを通じて、規模の大きい大企業から中小企業まで、コストと時間を大幅に削減できるようになった。

Kakao iコネクトセンターのAI相談アシスタントは、対話型の電話音声ボットと相談処理・管理をサポートし、業務効率を高める。この機能を利用すれば、単純な問い合わせを解決するAI相談員と、詳細な回答が可能な一般相談員の協業が可能になり、顧客対応をより容易に処理することができる。AI相談員との通話内容は、AI相談アシスタントを通じて一般相談員にリアルタイムで共有されるため、一般相談員が代わる場合でも途切れることなく相談が可能だ。一般相談員との接続が困難な場合、一般相談員が後日、直接電話をかけて対応を継続できるようスマートコールバック機能を提供し、相談待ち時間も最小限に抑えられる。

Kakao Enterpriseは、長年培ってきた技術力とノウハウをクラウドインフラストラクチャーに内在化し、サービスの安定性から価格競争力、顧客満足度まで兼ね備えているという。


SK C&C-Salesforce、SaaS基盤の産業群別オーダーメイドサービスを提供

SK C&CとSalesforce Koreaは、SaaSベースの産業別業務特化型デジタルITSオファリングモデルの共同開発に乗り出した。両社は今回の協約を通じて、グローバル市場で成功できる「CRM X産業別特化オファリングモデル」を迅速に提示するためのデジタルジョイントワーキンググループを運営することにした。

SalesforceはSaaSに基づく顧客関係管理(CRM)専門企業で、マーケティングサービス、Eコマースのアプリ開発分野を含む主要顧客接点での緊密な顧客関係構築を支援する。また、従業員の業務経験向上を支援する人工知能、自動化、協業、データ分析など、様々なソリューションを提供する。

SK C&Cは、産業別専門組織と事業力を備えている製造通信流通分野を中心にSaaSビジネスオファリングモデルを開発し、顧客CRM領域でコンサルティングベースのデジタルITSを提供する。顧客システムと事業環境に最適化したSaaS提供と共に、韓国内外の優秀なデジタル事例を基に総合デジタルシステムを構築・運営する。製造分野は、全社的資源管理(ERP)、サプライチェーン管理(SCM)、生産管理システム(MES)などのシステム領域とSalesforceのSaaSを基盤としたCRMとデータ分析機能を連携し、企業向けのオーダーメイドデジタル革新モデルを早期に実現する計画だ。

通信流通分野では、店舗管理、マーケティン、プロモーションの実施など、両社が強みを持つビジネス能力を組み合わせ、店舗の商品別売上予測、ヒット商品推薦などAI商品予測システムの構築が可能になるものとみられる。


LOGPRESSO(ログプレッソ)、年内にクラウドベースのセキュリティ運営プラットフォームに切り替え

LOGPRESSOは先月、シリーズA資金調達金60億ウォン(約6億3,749万円)をSaaSに集中し、高成長、高収益を出すクラウドセキュリティ運営プラットフォーム企業への転換に着手した。オンプレミス(社内構築型)中心の統合セキュリティ管制(SIEM)をクラウドに転換し、2025年までに市場シェア30%以上を確保する計画だ。

LOGPRESSOは、オンプレミスとクラウド市場の両方を網羅する「ワンプラットフォーム」を強みとしている。パブリックとプライベートクラウドが混在するハイブリッド環境でも、単一のプラットフォームで最適なセキュリティ運営を支援する。優れたデータ処理性能を誇るLOGPRESSOのデータは、1年間長期保管が可能で、クラウドインフラストラクチャの使用とハードウェア購入費用を大幅に削減することができる。LOGPRESSOのセキュリティ運営プラットフォームは、70種類以上の商用セキュリティソリューションと連動してデータを収集することができ、LOGPRESSOストアで配布するすべてのアプリは、オンプレミスとSaaS環境で同じように実行することができる。年内にSaaSサービス「LOGPRESSOクラウド」の運用を開始し、セキュリティ運用プラットフォームにAI技術も追加する計画だ。さらに、独自のビッグデータ技術に基づいてオブジェクトストレージとARMサーバーを活用し、クラウドコストを最適化し、価格構造と収益性をさらに高める戦略だ。


イメージ写真=JNPMEDI提供

原文:https://mirakle.mk.co.kr/view.php?year=2023&no=397193

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