インド市場Kビューティーコマースプラットフォーム「Vely Monkeys」、40億ウォンのシリーズA資金調達

インド市場のKビューティーコマースプラットフォーム「Maccaron（マカロン）」の運営会社であるVely Monkeys（ブリーモンキーズ）が、40億ウォン（約4億3665万円）規模のシリーズA資金を調達した。今回の投資はCompany K Partners（カンパニーケイパートナーズ）がリードし、Smilegate Investment（スマイルゲートインベストメント）が参加した。

Vely Monkeysは、2019年から韓国化粧品のインド進出を支援するリテールプラットフォームを自社開発し、運営している。特に自社モールであるMaccaronを通じて、韓国美容ブランドのインド進出、流通、販売からマーケティング、販売までワンストップで行うサービスを提供している。

Maccaronは、インドのビューティーコマース会社の中で唯一、350以上の韓国ブランドを購入することができ、ユーザー間で化粧の仕方、スキンケアルーチンなどを共有できるコミュニティ、韓国で最新流行の商品をいち早く体験できる体験団サービスなどにより、売上成長と顧客維持を同時に達成している。

Maccaronは2019年7月にサービス開始、2021年1月にモバイルコマースアプリをリリースし、現在、累計加入者数40万人、月間アクティブユーザー数31万人規模である。2022年10月に、初の月次黒字を達成し、2022年度連結売上高44億ウォン（約4億8000万円）を記録し、2021年度比2.5倍成長した。2023年も6月基準、連結売上高61億ウォン（約6億6590万円）の上昇傾向を見せている。

今回の資金調達によりVely Monkeysは、インドにもっと多くの韓国の美容ブランドを紹介し、市場進出を容易にするサービスを提供する計画だ。

Vely Monkeysユ・スンワン代表は「13億人の巨大消費市場であるインドの中産階級の所得が急速に増加している」とし、「韓国ブランドのインド進出を、より容易にするビジネスモデルを構築していきたい」と述べた。

原文：https://platum.kr/archives/210528